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音楽を「考える」 ちくまプリマー新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2007/05/09 |
JAN | 9784480687609 |
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商品レビュー
3.5
16件のお客様レビュー
音楽を創造するとはどのような営みなのか、頭の中で音楽が鳴るのはどのような脳の状態なのか、という話から、現代音楽について、日本でクラシックが根付かない理由、音楽教育の問題点、といった話題について、作曲家と脳科学者の2人が対談するという本。 これの感想を長々と書いたものが、久しぶ...
音楽を創造するとはどのような営みなのか、頭の中で音楽が鳴るのはどのような脳の状態なのか、という話から、現代音楽について、日本でクラシックが根付かない理由、音楽教育の問題点、といった話題について、作曲家と脳科学者の2人が対談するという本。 これの感想を長々と書いたものが、久しぶりにおれの不注意で全部消えてしまったので、もう同じ分量では書けないのだけど、とりあえず音楽を創造する、ということが内なる音に耳を傾ける、ということだと分かった。ただそれがなぜ自分を切り刻むような苦しい行為なのかということは分からず、やっぱりおれは凡人なんだなあ、と思った。サウンドスケープについて勉強してみたい。(24/02/08)
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教養人の対話というのは凄い。どんな文脈においても限りない知識の海から最適な話題を引っ張り出してくる。 現代人は音に対する意識が疎かになっている。音楽を消費し過ぎるあまり、聴くことの尊さを見失っているのではないか?僕もその1人。 本書の中で、「聴覚は、最も人間らしい脳の働き」と...
教養人の対話というのは凄い。どんな文脈においても限りない知識の海から最適な話題を引っ張り出してくる。 現代人は音に対する意識が疎かになっている。音楽を消費し過ぎるあまり、聴くことの尊さを見失っているのではないか?僕もその1人。 本書の中で、「聴覚は、最も人間らしい脳の働き」とある。聴くことが人間を人間たらしめる要素であり、それを失うことは人間であることを捨てるとも言える。 AIの進歩とともに人間の存在意義が問われているが、「聴くこと」を改めて見直すことが、その問いに対する一つの回答だと言えるのかな。 【メモ】 ・聴くことは自分の中の形になってないものを形にすること。ピエール・バイヤールの「内なる図書館」を呼び覚ますことと通じる部分はあるのではないか? ・「古代ギリシャ人にとっては、専門という概念は意味がなかった。」 ・のだめカンタービレを観て本格的にクラシックに没頭する人なんて一握り。
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脳科学者であり音楽にも造詣の深い茂木健一郎と、工学部出身の作曲家である江村哲二の対談が収録されています。 茂木の音楽・芸術に対する幅広い教養にはいつもながら感心させられるのですが、本書における彼のスタンスは、どうにも収まりが悪いように感じてしまいました。音楽がテーマなので江村の...
脳科学者であり音楽にも造詣の深い茂木健一郎と、工学部出身の作曲家である江村哲二の対談が収録されています。 茂木の音楽・芸術に対する幅広い教養にはいつもながら感心させられるのですが、本書における彼のスタンスは、どうにも収まりが悪いように感じてしまいました。音楽がテーマなので江村の話を引き出す聞き手にまわるか、あるいはクオリアと脳の問題について積極的に発言する異色の脳科学者としての立場から音楽という世界に踏み込んでいくというしかたで対談に臨むこともできたのではないかと思うのですが、本書における茂木の発言は、一人の趣味人としてのものにとどまっているように感じられます。しだいにテーマが拡散していって、近年の茂木の発言にしばしば見られる日本の文化的風土に対する不満に落ち着いてしまっているのも残念でした。 どこまで本気でいっているのかわからないのですが、茂木の「大学生同士が「お前、ベルクソン、いままでに何冊読んだ?」「『物質と記憶』、『創造的進化』とか読んだよ」「まさか日本語で読んでいるわけじゃないよね?」といった会話を日常的にする」ことを流行らせたいという発言は、「教養」の歴史的条件についての理解を欠いており、あまりにも大時代的だといわざるをえません。
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