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中年以後 光文社文庫
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中年以後 光文社文庫

曽野綾子【著】

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中年以後 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/光文社
発売年月日 2007/06/04
JAN 9784334742591

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/05/14

歳を取ることは失うことばかりではない。40代ではまだ早かった。単に歳をとるわけでなく、積み上げていくこと、現実的にはなかなか難しい。

Posted by ブクログ

2020/01/29

図書館で何気なく借りましたが20年前に出版されたエッセイでした。立派な中年になるのは大変だなと思いました。

Posted by ブクログ

2014/04/20

上手いエッセイは人を魅了する。中年以降の季節とはそんなエッセイに似ている。 『「奥さん、サハラに行くんだって?」と当時他人に言われる度に、夫は、「砂漠に行くと神が見えるんだそうですよ。しかし砂漠に行かないと神が見えないというのは、不自由なことですなあ」と笑っていたのである。』 ...

上手いエッセイは人を魅了する。中年以降の季節とはそんなエッセイに似ている。 『「奥さん、サハラに行くんだって?」と当時他人に言われる度に、夫は、「砂漠に行くと神が見えるんだそうですよ。しかし砂漠に行かないと神が見えないというのは、不自由なことですなあ」と笑っていたのである。』 中年以降ともなれば、心の中に何人ものアリエッティたち(こびと)が住む。懐かしさと苦さを抱え、ものごとは一概には言えないと感じながら、その曖昧さに耐え、歯切れは当然わるくなる。そして心の中に様々なもやもやと許しと帰還とを抱えている。 若さはかならずしも輝くばかりではなく、『青春にはどこか「ものほしげ」なところがある』とも感じている。 著者の言葉はかならずしもまっすぐではない。『不幸という得難い私有財産を、決して社会にも運命にも、税務署にも返却しない』。そう著者は言い切る。 『人は会った人間の数だけ賢くなる』。わたしもそうありたい。 『徳は広範で、私たちが見ている天空のようなものである。そこにはあらゆる人間の、人間だけが持つ不思議な輝きが光を放っている。光は、人生の黄昏から夜に近い頃になって始めて輝き出して当然だろう。』 中年以降とは、俵屋宗達の風神雷神のようなものなのかもしれない。宗達の風神と雷神は、自身は輝かず生身だ。そしてわずかばかりに彼らの周囲が光を放っている。心は自由になり、風神と雷神のごとく、すべてのことが柔らかな笑いで受け止められる。それは多くの人々の共感を呼ぶ中年以降のカタチだ。

Posted by ブクログ

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