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カラスはなぜ東京が好きなのか
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カラスはなぜ東京が好きなのか

松田道生【著】, 水谷高英【画】

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カラスはなぜ東京が好きなのか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/平凡社
発売年月日 2006/10/18
JAN 9784582527315

カラスはなぜ東京が好きなのか

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商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2017/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2006年刊行。野鳥の会メンバーによるカラス観察記録。学術的な検討というよりは、カラスウォッチングの趣きである。という意味で、さらさら読めるが、内容はカラスの生態、営巣、子育てに密着しており、なかなか興味深い。特に、カラスの個体には相当の個性の差(臆病か大らかか等)があること、人間への接触は攻撃というより、防御目的の自衛行動で、縄張りを出れば攻撃が止むこと、縄張りを越えてまで雛鳥を助けにいくことは余りない点といった指摘は長期の観察を裏打ちし、本書の内容の豊穣さを下支えしている。

Posted by ブクログ

2014/01/03

分量が多くてちょっと大変でしたが、それだけの価値のある、密度の高い本でした。カラスを詳細に観察・調査していて、書かれている地域以外のカラスを知る際にもとても役に立つ良書です。また、読みやすく分かりやすい文章だったので、最後まで疲れることなく読めました。

Posted by ブクログ

2011/09/21

元日本野鳥の会の職員で、東京地区、特に六義園のカラスを定点観察している著者の観察記録というか、観察を基にしたカラスの生態研究のドキュメント。ものすごく面白いし、観察という手法が、なんかの研究の方法論にどうやってかなっていくかというプロセスをそのままに見せてくれているようで、興味深...

元日本野鳥の会の職員で、東京地区、特に六義園のカラスを定点観察している著者の観察記録というか、観察を基にしたカラスの生態研究のドキュメント。ものすごく面白いし、観察という手法が、なんかの研究の方法論にどうやってかなっていくかというプロセスをそのままに見せてくれているようで、興味深い。 実践フィールドワーク入門とでもいったような、それでいて、とてもエンタテイメントとしても洗練されていて、すばらしい仕事になっている。申し分なし。

Posted by ブクログ