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やかまし村はいつもにぎやか 岩波少年文庫130
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2006/12/15 |
| JAN | 9784001141306 |

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やかまし村はいつもにぎやか
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商品レビュー
4.2
15件のお客様レビュー
たった6.5人の子供たちが、たった3軒だけの村で、 毎日毎日いろいろな事を体験し、楽しい遊びを思いつく。 楽しくないことも“ごっこ遊び”に変えてしまう。 お弁当を持ってボートに乗り、岩場まで冒険したかと思えば、小さな子のお世話にクタクタになったり、お祭りの準備をみんなでしたり、楽...
たった6.5人の子供たちが、たった3軒だけの村で、 毎日毎日いろいろな事を体験し、楽しい遊びを思いつく。 楽しくないことも“ごっこ遊び”に変えてしまう。 お弁当を持ってボートに乗り、岩場まで冒険したかと思えば、小さな子のお世話にクタクタになったり、お祭りの準備をみんなでしたり、楽しいことしかない“やかまし村”。 3冊読んできて、すっかり虜になりました。 このお話を遺してくれたリンドグレーンに感謝したいです。 解説にあった作家の長谷川摂子さんの言葉がとても残りました。 遊びは社会とは直接関係ないものであっても、活発な動きや想像力が生命の火を心と体に広げてくれる。 「遊べば遊ぶほど、生命の火のぬくもりが全身をかけめぐり、楽しいな、おもしろいな、という感情が心の底から突き上げてくるのです。」 大人になってからの活力は、子供時代にどれだけ遊んで想像力を養ったか、友達とケンカしたり仲直りしたりして、相手を思いやる気持ちを理解できるか、それがどんなに大切なことであるかを、リンドグレーンに教わりました。 もう子供ではないけど、この本に出会えたことを幸せに感じています。
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読了。 やかまし村シリーズが終わってしまった…。自然豊かで、人も温かで、本当に素敵な世界。個人的にサクランボ会社のお話がいちばん好きです。子供時代にこれを読めたことは幸福です。
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『やかまし村』シリーズ3作目。 1952年の作品。 冬に読んでしまったけれど、リーサとアンナが「春の場所」をもっているとか、「夏至の柱」を立てる話とか、サクランボ会社とか、ザリガニとりとか、おもに春から夏の出来事がつづられている。 あいかわらず大きな事件は起こらないけれど、「...
『やかまし村』シリーズ3作目。 1952年の作品。 冬に読んでしまったけれど、リーサとアンナが「春の場所」をもっているとか、「夏至の柱」を立てる話とか、サクランボ会社とか、ザリガニとりとか、おもに春から夏の出来事がつづられている。 あいかわらず大きな事件は起こらないけれど、「やかまし村は、いつでもたのしいんです。」 1章で観光にやってきた人が言う「やかまし村はたいくつで、つまらないかもしれませんね」に対する答えが、最終章の「やかまし村にすんでない人は、きのどくだとおもうわ」。 この全肯定よ! 解説で長谷川摂子(『めっきらもっきらどおんどん』の作者ですね)が書いているように、ザリガニとりのキャンプの場面では私も泣きそうになりました。 「真実、楽しかった、という思い出があってこそ、人生を肯定してしっかり生きていける」と長谷川摂子は書いていますが、この「真実、楽しかった思い出」が『やかまし村』にはあるから、楽しいのに泣きたくなるのかなあ。 すばらしい挿し絵はイロン・ヴィーグランド。訳者・大塚勇三によると、合本版の挿し絵がみごとだったのでそちらのを採用したとのこと。ふてくされてるリーサとか、かわいくない感じが絶妙にいいんだよな。 以下、引用。 10 こんな高くにあるおかげで、やかまし村からのながめは、じつにすてきです。といっても、あたりに見えるのは、ほとんど、ひろいひろい森ばかりです。でも、ひろいひろい森のながめはうつくしい、とおもうひとはたくさんいますし、そのひとたちは、ここらに森をながめにくるんです。 50 「あなたたちが、学校からかえるとき、学校にいくときの倍以上も時間がかかるのは、なぜなのかしら?」 52 「六人がかりで氷砂糖の味をみたら、おじいさんには、袋しかのこらなくなるわ。」 69 わたしは、歯っていうものは、いつだって、一本はぐらぐらしてるんだとおもいます。 87 アンナとわたしは、洗濯小屋のかげに、とくべつな場所をもっています。そこには、最初のユキワリソウがはえるのです。 アンナとわたしは、春の場所を、ほかにもひとつもっています。 ウワミズザクラの花がさいて、日がかがやき、水がまわりをざわざわながれていくときは、春にいる場所としてはじつにいいところだ、とわたしはおもいます。 94 このカエルが、ぜったいに魔法にかかった王子じゃないなんて、いえるかしら? 魔法にかけられた王子たちがいたころだって、王子さまではない、ふつうのカエルもいたことでしょう。そうとすれば、みんながふつうのカエルだとおもいこんでたばっかりに、魔法にかかったまんま、ほったらかしにされた王子さまもいたでしょう。 159 ええ、まい年、サクランボのなるころ、わたしたちは、ちょっとおなかをいたくします。でも、そのあとは、スモモの実がうれるころまでは、おなかをいたくしません。 211 あたりがくらくなると、おとうさんは、いつもやるとおり、たいらな岩の上でたき火をたいたのです。みんなは、たき火をかこんですわりこみ、魔法びんからあついココアをついでのみ、サンドイッチもたべました。 217 ブリッタとアンナは、わたしよりずっとさきにねたとおもいます。わたしは、ながいこと目をさましていて、森がザワザワいうのをきいていました。森は、ほんとうに小声で、ザワザワいっています。それから、小さい波が岸にうちよせて、かすかな音をたてています。それは、とてもふしぎな感じがして、……ふいに、わたしは、じぶんがかなしいのか、うれしいのか、わからなくなりました。わたしは、ねたまま、じぶんがかなしいの、うれしいのか、はっきりさせようとしましたが、よくわかりませんでした。きっと、森のなかでねていると、すこしおかしくなるのでしょう。
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