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愛をみつけたうさぎ エドワード・テュレインの奇跡の旅
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愛をみつけたうさぎ エドワード・テュレインの奇跡の旅

ケイトディカミロ【作】, バグラムイバトーリーン【絵】, 子安亜弥【訳】

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愛をみつけたうさぎ エドワード・テュレインの奇跡の旅

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2006/10/01
JAN 9784591094587

愛をみつけたうさぎ

¥605

商品レビュー

4.3

31件のお客様レビュー

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2024/09/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

愛することを知らないウサギの人形 旅をする中で愛をみつけていく話 今度は誰が愛してくれるのか、誰を愛することになるのか、楽しみにしながらまつのよ。 心をひらくのよ。だれかがやってくる。きっとあなたのところにやってくるわ。でもそのためには、まずあなたが心をひらかなくちゃだめ。

Posted by ブクログ

2022/05/01

素晴らしい本でした。 立派な陶器のうさぎのエドワード。持ち主の女の子はとても愛してくれていましたが、エドワード誰も愛したことはありませんでした。ある日、女の子とはぐれ、さまざまな人に出会っては別れることを繰り返し、そのうちに、愛を知り、同時に失うことの辛さも知りました。辛すぎて、...

素晴らしい本でした。 立派な陶器のうさぎのエドワード。持ち主の女の子はとても愛してくれていましたが、エドワード誰も愛したことはありませんでした。ある日、女の子とはぐれ、さまざまな人に出会っては別れることを繰り返し、そのうちに、愛を知り、同時に失うことの辛さも知りました。辛すぎて、再び心を閉ざそうとするエドワードですが… 人形やロボットと人の愛の物語は、よくあります。ですが、この物語は、あまり人形ということを感じさせず、より人として実感できます。そして、挿絵がまた素晴らしいです。 エドワードは陶器のうさぎですが、愛を知りません。私自身もあまり誰も愛せないので、愛を見つけるなんて、どうしたらできるの?と半信半疑で読み進めました。 エドワードが出会い別れる一つ一つに、意味があり、様々な愛の形を見知っていきます。 そして、誰かを愛することは同時に、愛する誰かを失うことで痛感するものです。私もそうでした。相手は猫でしたが… エドワードも「僕はもう愛されなくていい。愛さなくてもいい。だって、どっちもあんまりつらすぎるよ」と心を閉ざしてしまいます。 ここからまた、素晴らしい物語が展開されて いきます。 愛する誰かがいると、心が大きく動かされることがあり、幸せと同時に辛さもやってきます。 愛する者が誰もいなくなったら、心は平穏で楽ですが、同時に虚無感に苛まれ、生きがいを失ないます。 ある程度歳を重ね、両方を経験した今、私は後者の状態ですが、やはり、心が波打って苦しみを伴っても、前者の方が幸せだったなと思います。 エドワードの変化は私にとって光でした。ずっと手元に置いておきたい大切な一冊になりました。

Posted by ブクログ

2022/02/03

タイトルを見て、まさかなんて、鼻で笑った方もいるかもしれませんが、これに偽り無しです。 私、なぜ陶器でできた人形が主人公で、こんなに感動を覚えるのか、ずっと考えているのですが、人間なら当たり前にできること─例えば、手を繫いであげたり、なにか励みになる言葉をかけてあげるとか─すら...

タイトルを見て、まさかなんて、鼻で笑った方もいるかもしれませんが、これに偽り無しです。 私、なぜ陶器でできた人形が主人公で、こんなに感動を覚えるのか、ずっと考えているのですが、人間なら当たり前にできること─例えば、手を繫いであげたり、なにか励みになる言葉をかけてあげるとか─すらできない、やり切れなさにそう思うのかもしれません。 しかし、よくよく考えてみたら、人間の中にも、それができるのにできなかったり、わざとそうしなかったりとか、何か人間らしさを無意識に忘れかけている人もいるなと思ったとき、そうした人が読めば、より感動できるのかもと思いました。 要するに、私もそのひとりだったわけです。 「愛なんて、けっ!」 なんて思ったりもしました。 そうした思い込みが、この作品を読んで変わるかもしれない。いや、変えたい。 陶器でできた、うさぎの人形「エドワード・テュレイン」が、持ち主のアビリーンと離れ離れになってからの、様々な人達との出会いと別れとアクシデント、すべてに意味があり、人間の人生と何ら変わることなく感じられるのは、ロードノベルとしての完成度の高さも、自ずと証明していると思います。 しかし、旅路の果てに待っていたものは、下記のような、エドワードが吐露した思いでした。 「ぼくは愛することを学んだ。でも愛なんてつらいだけだった。ぼくはこわれちゃった。心がこわれちゃったんだ。助けてよ」 ほら、やっぱり。愛なんてないでしょうと思われるが、実は、とある人物も同じ思いを抱いていることを、意外な場面で知ることになり、ここで諦めてはいけないのです。 そして、人生の辛さを重苦しく詠んだ、スタンレー・クーニッツの詩、「試金木」が冒頭にあった理由を思い知る。 心は砕け、さらに砕け 砕けちりながら生きのびる 闇を、さらに深き闇を 通り抜けねばならない ふりかえることなく ネタバレになるので書けませんが、最後に教えてくれたことは、一見、単純明快に見えるけれど、それを維持していく思いの強さと、真に他人を思いやる心の強さの難しさは、人生を長く生きれば生きるほど、より辛く感じるかもしれません。 でも、それでも信じないといけないんだよね。

Posted by ブクログ

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