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アレクサンドリア四重奏(3) マウントオリーヴ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社/河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2007/06/30 |
| JAN | 9784309623030 |
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アレクサンドリア四重奏(3)
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アレクサンドリア四重奏(3)
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
第3巻。ネッシムとナルーズの母、レイラの恋人のマウントオリーブの物語。レイラとの離別。長い時間を経て大使としてエジプトに帰還する。パースウォーデンの上司。 込み入った謀略が語られ、ネッシムとジュスティーヌとの結婚、1巻の主人公ダーリーとジュスティーヌとの恋愛の裏にあったもの。そし...
第3巻。ネッシムとナルーズの母、レイラの恋人のマウントオリーブの物語。レイラとの離別。長い時間を経て大使としてエジプトに帰還する。パースウォーデンの上司。 込み入った謀略が語られ、ネッシムとジュスティーヌとの結婚、1巻の主人公ダーリーとジュスティーヌとの恋愛の裏にあったもの。そしてパースウォーデンの自死とダーリーとメリッサに大金を残した意味も明らかになる。 物語はすっかり様相を変えてしまった。 レイラとの再会後のマウントオリーブのアレキサンドリアの夜は、やはり彼がヨーロッパの人間として表面的なアレキサンドリアしか知らなかったことの幻滅なんだろう。 陰謀は露わになり、登場人物の死で物語は終わる。 大使拝命前に、マウントオリーブがケニルワースと顔を合わせるのを面倒との記述があり、あとでその会合が語られる。こういうチラッと見せておいてという語り口が度々あり、少しイラっとさせられる。 第1巻のカモ猟での事件と第2巻の謝肉祭での事件の時間配列が不明だったが、まあ判ったかな。それにしても変に不親切な小説だと思う。
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前2巻とはすこし趣が変わって国際謀略小説風味になる。新たな事実が明かされ、プロットはますますこみいってくる。 特にイギリス外務省を描いた部分が他よりもリアルで散文調だと思ったら、ダレルは実際に外交官をやっていた時期があった。まさにパースウォーデンだ。 パースウォーデンがメリッ...
前2巻とはすこし趣が変わって国際謀略小説風味になる。新たな事実が明かされ、プロットはますますこみいってくる。 特にイギリス外務省を描いた部分が他よりもリアルで散文調だと思ったら、ダレルは実際に外交官をやっていた時期があった。まさにパースウォーデンだ。 パースウォーデンがメリッサから秘密を聞かされるところが印象深い。それまで神秘的ですらあったメリッサが急に下卑て見えてくる。夢から醒めたような感じが出ている。街灯に照らされて現れては隠れる二人の影にマスキリンを見出す。次の章に入ると、もうマウントオリーヴがパースウォーデンの死を知らされるシーン。鮮やかな場面転換。
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前の巻において、これまでに出会ったことのない構成に驚かされたのだが、まさか本巻で更にこのような展開になるとか思いもしなかった。事実には様々な見方がある、ということをフィクションの世界で再現しているかのようだ。最終巻でもまた驚かされることになるのだろうか。
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