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恐るべき子供たち 光文社古典新訳文庫
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恐るべき子供たち 光文社古典新訳文庫

ジャンコクトー【著】, 中条省平, 中条志穂【訳】

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恐るべき子供たち 光文社古典新訳文庫

定価 ¥682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/光文社
発売年月日 2007/02/20
JAN 9784334751227

恐るべき子供たち

¥495

商品レビュー

3.7

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2026/02/17

​14歳のポールは、憧れの生徒ダルジュロスの投げた雪玉で負傷し、友人のジェラールに部屋まで送られる。そこはポールと姉のエリザベートの「ふたりだけの部屋」だった。やがてエリザベートが働きに出た先で、ダルジュロスにそっくりの少女、アガートと出会う。エリザベートはユダヤ系アメリカ人の男...

​14歳のポールは、憧れの生徒ダルジュロスの投げた雪玉で負傷し、友人のジェラールに部屋まで送られる。そこはポールと姉のエリザベートの「ふたりだけの部屋」だった。やがてエリザベートが働きに出た先で、ダルジュロスにそっくりの少女、アガートと出会う。エリザベートはユダヤ系アメリカ人の男性と結婚し、ジェラール、ポール、エリザベート、アガートの関係は変わるように見えたが。  タイトルに子供たち、とあるように、ポールとエリザベートは、自らの作った結界から出ていくことはない。二人とも外出はする。ジェラールに誘われて避暑に行ったり、エリザベートは働きに行く。それでも、姉弟の濃密な世界は崩れない。エリザベートとポールは、お互いを愛し合いながらも傷つけあうことしかできない。しかし、第三者から見ればそこには憧れもあるようだが、彼らの間に割って入ろうとする者は排除される。アガートやジェラールは社会と繋がりを持ち、家庭を築いて離れていくが、エリザベートのポールを真綿でくるむような独占欲がやがて彼を死に追いやっていく。原題「アンファン・テリブル」はそれ自体流行語に。  萩尾望都さんの漫画自体、台詞回しが結構詩的なのだが、必ずしも全ての文が繋がっていない本作品との相性は、かえって良かったようだ。 萩尾望都さんの漫画自体、台詞回しが結構詩的なのだが、必ずしも全ての文が繋がっていない本作品との相性は、かえって良かったようだ。本作挿絵の主人公たちは、何ともコメントし難いが、流石に萩尾作品の彼らはおしなべて美形だった。    2009年に英国ガーディアン紙が発表した、「英ガーディアン紙が選ぶ必読小説1000冊」選出。

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2026/02/15

「死は取るに足らないことよ。あなたは死んでいる。私も死んでいる。私たち満足よ。死んだ後には、もう死ぬことはできない。みんなが好きな場所で、いつも一緒に暮らすことができるわ。」

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2026/02/11

退廃的な雰囲気や、宝物を持っていたり子供部屋に篭ろうとしたりするところに、「さかしま」を思い出した。 なかなかに頑なで複雑な心理や愛情の描写、グロテスクさ、正解のなさに、現代の正解を求める読み方とは真逆の読み方を強いられる。 あとがきに、悪魔的なヒーローのダルジュロスは三島が好き...

退廃的な雰囲気や、宝物を持っていたり子供部屋に篭ろうとしたりするところに、「さかしま」を思い出した。 なかなかに頑なで複雑な心理や愛情の描写、グロテスクさ、正解のなさに、現代の正解を求める読み方とは真逆の読み方を強いられる。 あとがきに、悪魔的なヒーローのダルジュロスは三島が好きだったと書いてあって納得。 なんども出てくる「遊技」の言葉の概念が最後までイメージできなかった。

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