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幽霊人命救助隊 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2007/04/09 |
| JAN | 9784167717261 |

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幽霊人命救助隊
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幽霊人命救助隊
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商品レビュー
3.9
382件のお客様レビュー
序盤から現実離れした展開で一気に引きこまれる不思議な物語。 自殺して幽霊となった人命救助隊員たちが、自殺志願者をレスキューしながら 自分の心とも向き合う。死に急ぐ人の感情を繊細にモニタリングし、 心の機微をリアリティたっぷりに描き、説得力と強い共感を生む人間描写が光る。 メガホン...
序盤から現実離れした展開で一気に引きこまれる不思議な物語。 自殺して幽霊となった人命救助隊員たちが、自殺志願者をレスキューしながら 自分の心とも向き合う。死に急ぐ人の感情を繊細にモニタリングし、 心の機微をリアリティたっぷりに描き、説得力と強い共感を生む人間描写が光る。 メガホンで耳元に叫んだり街頭演説で募金したりと、助け方が独特で面白い。 「誰もが不確かな未来を不必要に恐れている」という視点から、 日本人特有の「死を救い、逃避と捉える傾向」を鋭く描き、 日本の文化、経済、政界やモラルハザードなど現代社会への痛烈な批判も 織り交ぜる。「何かあればすぐに死を選択肢にする」空気感をリアルに捉え、 一人ひとりの人生や痛みに寄り添い課題を解決していく。 心を救える善人と救えない悪人が登場し、人間関係・心身の健康・経済問題を多角的に描く。死を選んで後悔した者だからこそ、死を選ぼうとする人の心を動かせる説得力がある。百人目の救命での決死の説得には涙を誘われた。ドラマチックで余韻の深い結末。辛い気持ちを追体験しつつ優しい温かさに包まれる。読後に「自分も有意義に人生を生きてまっとうしたい」と思った。 心に残る作品。
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自殺した四人の幽霊が、天国に行くため、100人の自殺者を救うファンタジー。令和の時代になっても、いじめによる殺人、自殺はなくならない。中高生が読むと、他者について考えることができるようになって、いいかもしれない。ただ、読書慣れしてない中高生には、ハードルが高そうな厚さだなあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これはとんでもなく良作。 絶対読んだほうがいい。 自殺した4人の幽霊が、天国へ行くために自殺志願者100人を助けるお話。 設定は少しファンタジーだけど、内容はとても心に刺さる。死んだらあかん。 お揃いのつなぎを着て、まるでゴーストバスター。 最高にカッコいい。 実は私も元自殺志願者。 詳細は省くけど、17歳で家を出て、夜の世界へ飛び込み、初めは刺激的な世界に楽しくしていたけれど、根が真面目な私は、すぐにダメになっていった。 区切りがついたら…このタスクが片付いたら… 死ぬ事を目標にする様になっていた。 けれど19歳の秋に『捨て猫拾ったんやけど飼ってくれへん?』と。 産まれて約2週間の母猫から育児放棄されたらしい子猫。 ゲームのコントローラーより小さい猫を見たら、小さすぎてヤバない?(笑)なんて可笑しくなってしまって、その瞬間から、私の死亡予定日が『いつかこの猫が死ぬ時』に更新された。 そんな猫が去年のクリスマスの夜に19年の命を終えた。 私も一緒に死ぬはずだったけれど、いつの間にか38歳になった私には他にも大切な人や物が増えていて、一緒に逝く事は出来なかった。 大きな伸びをする様な最期は、心臓が潰されるみたいにとても苦しく悲しかったけれど『先に逝っとくでー』と言われた様な気がした。 私にとって最高の救助隊だったな。 救助後に19年もアフターケアついてた。 別の話だけど、天国へ繋がる虹の橋を渡って向こう側へ行くらしいんやけど、その橋の袂で待ち合わせ出来るんだそう。 迎えに来てくれるといいけど。 しばらく本もうまく読めなかったけれど、やっと気持ちに余裕が出てきた。 この本に出会えて、本当に良かった。
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