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アレクサンドロスの征服と神話 興亡の世界史01
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2007/01/17 |
JAN | 9784062807012 |
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アレクサンドロスの征服と神話
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商品レビュー
4.2
11件のお客様レビュー
興亡の世界史01。 アレクサンドロスの成したことを全て読者が知っている前提で、「ヘレニズム」の一般的捉え方を吟味したり、「アレクサンドロス大王」の一般的捉え方を吟味したりする、中級者以上向けの内容だと感じた。 アカデミックな内容も含み、固めの印象。それでも冷静に史実を積み上げて観...
興亡の世界史01。 アレクサンドロスの成したことを全て読者が知っている前提で、「ヘレニズム」の一般的捉え方を吟味したり、「アレクサンドロス大王」の一般的捉え方を吟味したりする、中級者以上向けの内容だと感じた。 アカデミックな内容も含み、固めの印象。それでも冷静に史実を積み上げて観察している(と素人には読める)内容であり、当時の社会状況もリアルに解説されている。 特に終章のアレクサンドロスの人物像についての記述が印象深かった。 著者のアレクサンドロス観はかなり冷静で、ややもすると批判的にも映る。決して批判的ではないと著者も断っており、あくまで後世からの神格化された"アレクサンドロス像"を捨て去り、時代背景や当時の価値観からよりリアルな実像を描こうとしているのだと感じた。結果、帝国というビジョンはない場当たり的な政治方針だったとか、個人的な名誉欲に突き動かされていた、という評価になったのだと思う。 そしてそれが"批判的"だと感じてしまうのも現代人である我々のバイアスだろう。価値観が異なるし、アレクサンドロスの時代にはろくにモデルケースも確立されていなかったのだから。 アレクサンドロスに対してのそうした見方が獲得できたため、とても有益な読書体験だった。
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アレキサンドロス3世の物語は、大王死後、300から800年後にギリシヤで書かれたものがほとんどで、ギリシヤ優位な思考で描かれている。 当時のペルシャは、すでに他民族を征服して、緩やかな統治で発達している。 つまり、アレキサンドロス3世の物語は、書き手のオリエンタリズムのフィルタ...
アレキサンドロス3世の物語は、大王死後、300から800年後にギリシヤで書かれたものがほとんどで、ギリシヤ優位な思考で描かれている。 当時のペルシャは、すでに他民族を征服して、緩やかな統治で発達している。 つまり、アレキサンドロス3世の物語は、書き手のオリエンタリズムのフィルターがかかっているので、 できる限り帝国のアレキサンドロス3世の帝国の実態を見て、アレキサンドロス3世の姿を描こうとしている。 東方遠征出発前、アレキサンドロス3世が即位して2年の出来事が、アレキサンドロスの後の東方遠征の原型となると言っている。 テ-ベの消滅は、驚くわ やっぱりと思ったことは、ペルシャを治めるには、ペルシャ人貴族の協力が不可欠とわかっていながら、彼らとの間に安定的な統治システムを構築するのに失敗したとしている点。 戦闘能力と統治脳力は異なることが証明されたのではないか?
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大王像を多角的な面から見ている。 Q.英雄のいない国は不幸か A.英雄を必要とする国が不幸である。
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