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佇むひと リリカル短篇集 角川文庫
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佇むひと リリカル短篇集 角川文庫

筒井康隆【著】

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佇むひと リリカル短篇集 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川書店
発売年月日 2006/10/25
JAN 9784041305263

佇むひと

¥440

商品レビュー

3.8

22件のお客様レビュー

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2010/05/28

切ない話を集めた短編…

切ない話を集めた短編集。ブラックユーモア溢れる著者らしく、ただの切ない話では終わらない。

文庫OFF

2025/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本好きの子からオススメされた。 以下、好みの作品 ●時の女神 白いスーツ、長い髪、美しい女性に出会い忘れられない女性。子供のころ、思春期を経て3回目の再会を果たし結婚。幸福な生活を送る。「時を自由自在に、行ったり来たりできるの。(未来へも)あなたの将来を見るために(行ったことがある)」という妻は、娘を残して死去する。時が経ち妻そっくりに成長した娘は「結婚する人は、もう決まっているわ。会ってきた」と。 ●走る男 誰もオリンピックに関心を寄せない近未来。出場者は3名。その内の1人である主人公。途中で下水道で出会った女性と結婚しそのまま普通の生活を送る。晩年、衣類整理をしていると自分の鉢巻を見つけ、オリンピックに出場していたことを思い出し、ゴールまで歩く。そこにはまだ事務所が設営されており、なんやかんや一位に。弱々しいBGMと共に表彰される。 ●碧い底 世界は海の底に沈み人間は鰓呼吸をして以前とそれほど変わらない世界で生きている。都心部は水が汚れていて、息苦しい。海面にあがり空気が吸いたくなる。息苦しくなった主人公はバーのママと共に東京の海面に上がろうとするが、地上は屍が腐敗しており深呼吸も出来ない。 ●母子像 猿の玩具に母子が吸い込まれる。身体がこちらの世界に救い出せるも首から上は向こうの世界。首のない母子は飲食を必要とせず歳も取らない。一日中薄暗い茶の間でひっそりと座っている。 ●佇む人 ささやかな社会批判(世間話で物価が高いと政府を批判しただけ)をした妻が密告により逮捕され土に植えられる。妻は徐々に感情を無くして人柱となり、わたしは自虐的にブラックコーヒーを味わう。 ●睡魔のいる夏 仕事終わり。いつものように同僚とビールを嗜む夏の夕方。新型爆弾が落とされる。静かに意識が薄れていく中、妻や死んだ母のことを考える。歯磨き粉の匂いやコーヒーのある朝は来ない。単なる朝が来るだけ。

Posted by ブクログ

2024/03/25

四角い顔した昭和おじさんの夢物語(ほめてる)。 きもかわいく愛おしい短編集。 「きつね」「睡魔のいる夏」が良かった。 それにしても、皆さん、奥様大好きで微笑ましい。

Posted by ブクログ

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