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敗北しつつある大日本帝国 日本敗戦7ヵ月前の英国王立研究所報告 刀水歴史全書77
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 刀水書房/刀水書房 |
| 発売年月日 | 2007/06/25 |
| JAN | 9784887083615 |
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敗北しつつある大日本帝国
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訳者によれば、ヤルタ会談前の1945年1月、「太平洋問題調査会」第9回国際会議に英国王立国際問題研究所が提出した報告書 Japan in Defeat -- A Report by a Chatham House Study Group の翻訳.Chatham house(チャ...
訳者によれば、ヤルタ会談前の1945年1月、「太平洋問題調査会」第9回国際会議に英国王立国際問題研究所が提出した報告書 Japan in Defeat -- A Report by a Chatham House Study Group の翻訳.Chatham house(チャタム・ハウス)はイギリス外務省の「附属機関」で、この報告書は英国の日本専門家や長期滞在経験者を中心に作られたもの。女性に関する章だけは、イギリス在住の日本人女性によって執筆されたとある。 報告書作成グループの半数は日本語のリテラシーを保持していると述べられているが、さすがはインテリジェンスの国、その後の歴史の歩みを見てもほとんど予測は的を外していない。とくに、日本の農民と財閥という二つの保守的な勢力に注目し、それらをそれぞれ利用していくことで占領統治の安定をはかり、ゆくゆくは東アジア・東南アジアの地域のエージェントとして活用しようという戦略は、基本的に現在も維持されている。戦後天皇制に対する見通しもじつに的確。 個人的に関心を持ったのは、戦勝国の側が日本敗戦後の社会混乱をどのようにイメージしていたか、ということ。食糧供給の欠乏からスタートする社会不安のありようは非常に論理的かつ説得的。また、本土決戦時の日本人の抵抗の粘り強さを強調する日本人特殊性論が、天皇制存置を前提とする占領政策のバックボーンとなっていることにも注目したい。
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