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「甘え」の構造 増補普及版
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 弘文堂 |
| 発売年月日 | 2007/05/16 |
| JAN | 9784335651298 |
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「甘え」の構造 増補普及版
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商品レビュー
3.7
68件のお客様レビュー
やや漠然とした印象はある。日本語の日常語彙の分析から論を展開するからそのためだろう。それ故に広範で議論が多岐に渡るが、観点がブレないので可読性は高い。 甘えそのものの価値判断はしていない。ただ、甘えられなくなった社会になったというのはその通りでしかない。 子が親に甘える、だけでな...
やや漠然とした印象はある。日本語の日常語彙の分析から論を展開するからそのためだろう。それ故に広範で議論が多岐に渡るが、観点がブレないので可読性は高い。 甘えそのものの価値判断はしていない。ただ、甘えられなくなった社会になったというのはその通りでしかない。 子が親に甘える、だけでなく、親も子に甘えている。甘やかしとは、親が子の甘えを先取りして、子に甘えることだと言うのは、良い分析だと思った。子は甘やかされた時に、ある意味では甘えてあげている。 見張の者よ、今はなんどきか 見張の者よ、今は何時か 見張の者は答える 朝は来る、だがまだ夜だ 訪ねたければ、また来て 尋ねるが良い あまりにかっこいいな。
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●科学博士の書評指数: 楽しみ度:★☆☆☆☆ 共感度 :★☆☆☆☆ 学び度 :★★★★☆ 話題度 :★★☆☆☆ お薦め度:★★☆☆☆ ●概要: 日本人特有の心理的態度である「甘え」を中心概念として,日本文化や人間関係を分析した著作です.著者は「甘え」を,相手の好意や庇護を当然の...
●科学博士の書評指数: 楽しみ度:★☆☆☆☆ 共感度 :★☆☆☆☆ 学び度 :★★★★☆ 話題度 :★★☆☆☆ お薦め度:★★☆☆☆ ●概要: 日本人特有の心理的態度である「甘え」を中心概念として,日本文化や人間関係を分析した著作です.著者は「甘え」を,相手の好意や庇護を当然のものとして受け入れる依存的心性と定義し,それが母子関係から社会全体へと広がっていると論じます.また,この甘えの構造を通じて,日本人の対人関係や組織内の役割意識,集団行動の特徴を心理学的かつ文化的に詳細に分析し,日本文化の独自性を理解する枠組みを提示しています. ●感想: (1)ある記事を読んで気になって読みました.日本文化や心理学の分野では有名な本らしいと読む前の期待度は大きかったです.しかし,タイトルにある「構造」というキーワード程は日本人の甘えを体系化しているとは感じられず,もう少し理論化した分析結果を聞きたいなと思いました.期待しすぎかもしれません. (2)はじめに「日本語の語彙」という観点から「甘え」を日本文化特有の心理と説明している点は,なるほど〜と理解できた.自分の人生でも振り返ってみると,甘えという解釈の仕方があるなと考えさせられるものがあった. (3)「すみません」「申し訳ございません」というキーワードも「甘え」の文化からきているとの説明に心が動かされた.これらの単語は日本語での仕事上のEメールではほぼ100%つかっている.対照的に英語では「thank you」や「I appreciate it」とかで,基本時に感謝するという単語を使っていると,自分の経験からも違いが理解できて,確かに日本文化だなと思うのであります. (4)日本文化の核心部分である天皇制についても,この「甘え」のイデオロギーとして理解しようという試みは非常に大胆だなと感じた.一方で,もしそうなら,日本人が「甘え」から脱却してしまうと天皇制も捨ててしまうようになるのだろうかと疑問に思いました. (5)「気の概念」の説明についても,なるほど〜と感じさせられた.日本語として「気」を使った語彙が確かに豊富にある.しかし,甘えの文化である日本でこのような心理の動きを表す表現が発展した説明部分は,良くわからなかった.残念ながら. (6)最後に医学的・臨床的な観点からの「甘え」の解釈について書かれている.幼児が成長するにつて,他人を認識する時点から,母親の存在が特別なものであると理解し,「人見知り」と「母への甘え」が同時に発現するという点はなるほど〜と理解できた.もちろんこの考え方から「甘え」は母性的な構造をもっているという主張も理解できる. (7)「気が済まない」という日本語から,自己の存在と自分の気持ちが分裂している病理につなげているのは,さすが精神科の専門医だなと感心する. (8)ただ,このあたりから最後の「甘えと現代社会」にかけては,社会現象や心理的現象の理解や解釈をおこなっているのだが,主題である「甘え」との関係や解説が少なくなって,なんだか良くわからなくなってしまった.全体的に,「甘え」➡「母性的愛」という視点から現代社会を理解しようと試みているのは理解できた.ただ,もう少し「甘え」という構造として因果関係を理解させてほしかったと思いました.最後が理解が難しく、?という感じで読み終わってしまったのことが残念でした.
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「「甘え」の構造」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51811267.html
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