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口語訳 古事記 人代篇 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2006/12/05 |
JAN | 9784167725020 |
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口語訳 古事記 人代篇
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口語訳 古事記 人代篇
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
『古事記 神代篇』の続きが本書である。前作と異なり、人間が、それも歴代天皇(一部実在したか否かは明確ではないが)が主に登場し、それらの人物が、血統をめぐって争ったり、男女間のぎくしゃくした場面が見られるなど、前作以上にリアリティが増した印象を持つのが人代篇である。とはいえ、『日...
『古事記 神代篇』の続きが本書である。前作と異なり、人間が、それも歴代天皇(一部実在したか否かは明確ではないが)が主に登場し、それらの人物が、血統をめぐって争ったり、男女間のぎくしゃくした場面が見られるなど、前作以上にリアリティが増した印象を持つのが人代篇である。とはいえ、『日本書紀』のように、権力者側の一方的な視点で書かれた歴史書ではなく、それから逸脱した多様的な物語として体を成す。そのため、神から人へと変わったとはいえ、根本的な部分は同じである。
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古代の生々しく話が分かりやすく綴られているが、人の命も今より軽く、そんな事でという感じで殺してしまう感じや、兄妹だろうと見境なく恋に落ちるし、非常に欲望に忠実で一周して爽やかに感じる。 でも他の国の神話とかでも、似たような話は多数あるのが不思議であり面白い。
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古事記の世界を生き生きと感じることができた。 今まで、なかなか頭にも心にも残らなかった神々と人の代について語られた言葉が語り部の存在により、リズムよく情感も入り混じって面白く読み通せた。
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