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源氏物語(巻6) 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2007/06/14 |
JAN | 9784062757614 |
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源氏物語(巻6)
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源氏物語(巻6)
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
若菜(上・下)の2帖が収録.源氏最後の(という表現が現代からすると凄まじい力を持っているが…)妻である女三宮が登場し,将来の転落への布石が打たれる.本書の物語は,朱雀院の娘として何不自由なく甘やかされて育った彼女が,様々な生々しい人間関係の末,自身を客観視するに至る成長の過程でも...
若菜(上・下)の2帖が収録.源氏最後の(という表現が現代からすると凄まじい力を持っているが…)妻である女三宮が登場し,将来の転落への布石が打たれる.本書の物語は,朱雀院の娘として何不自由なく甘やかされて育った彼女が,様々な生々しい人間関係の末,自身を客観視するに至る成長の過程でもあり,やがて訪れる彼女の息子薫の懊悩に至る構図は,本書までで描かれる源氏という栄華を誇るパーフェクト超人の,世間,特に家族にもたらす負の側面を描く上で,紫式部にとって無くてはならないプロットだったのだろう.瀬戸内源氏は,源氏物語未履修の方向けに敢えて表層的に淡々と描かれているが,物語のアクセントである和歌の現代語解釈は,登場人物達の心の機微に触れられる別な扉になっている.
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葵の上が倒れ、さらに柏木と女三の宮との密通に、苦悩が深まる源氏。しかし、藤壺の時に同じような事をやらかしましたよね、巡り巡って自分に降りかかるとは。しかし、柏木は源氏よりも繊細なのか、気が弱いのか、このピンチを脱出できそうもない…
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若菜の上下。今までで一番好きな巻かもしれない。 皇家から正妻が降嫁してきたことで、紫の上の不安定な立場が改めて顕在化し思い悩んだ末に死にかけてしまったり、しかもその正妻が寝盗られてしまったと色んなことが起きた帖だった。 若い頃の源氏が天皇の妻を寝盗ったことも重なるのが上手。
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