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バルザックと小さな中国のお針子 ハヤカワepi文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房/早川書房 |
| 発売年月日 | 2007/03/15 |
| JAN | 9784151200403 |
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バルザックと小さな中国のお針子
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商品レビュー
3.9
20件のお客様レビュー
再読。著者は映画監督でもあり、彼自身によって映画化されている作品のためか、情景を思い浮かべやすい文体で綴られています。 小説の舞台である文化大革命下における、本の所持が禁じられたリアル・ディストピアを下地にしながら、そこに悲壮感はありません。時に夢や幻想を挟み込み、笑いや友情を...
再読。著者は映画監督でもあり、彼自身によって映画化されている作品のためか、情景を思い浮かべやすい文体で綴られています。 小説の舞台である文化大革命下における、本の所持が禁じられたリアル・ディストピアを下地にしながら、そこに悲壮感はありません。時に夢や幻想を挟み込み、笑いや友情を交えながら語られる文章は、登場人物も少なくて読みやすい。少年が青年に成長するひと時を刻んだ青春小説の名作だと思います。 あらすじ: 文化大革命下、大学は閉鎖され、高等教育を終えた者は農村で”再教育”を受けるようになっていた。そんな折、親が反革命分子とみなされ、僕と羅(ルオ)も例外なく、文明とほど遠い山奥に送り込まれてしまいます。その山奥から元の暮らしに戻れるのは、3/1000人の確率しかなく、過酷な農作業や炭鉱作業に従事する毎日。しかし、ヴァイオリンが弾ける僕と物語りを情感豊かに語れる羅の二人は、村長の許可を得て町で映画を見て村人に語って聞かせる役割を与えられます。彼らは、そこで出会ったお針子の美しい娘(小裁縫)に恋をしたり、バルザックの小説など、禁書を手に入れて物語の世界に没頭します。羅は、バルザックの壮大な物語を小裁縫に読み聞かせて親密になっていきますが……。 主人公たちは、何の益もない”再教育”を受けさせられているのに、羅がバルザックの小説を小裁縫に読み聞かせて”教育”したことによって迎えるラストは、去る者と残る者の対比がとても良く表されつつも、読後感の良いとても印象的で爽やかな余韻が感じられました。なるべくしてなった結末と言ってしまうのは簡単ですが、そこに至る伏線の散りばめ方が上手だなと思いましたね。 あと、作中でバルザックやロマン・ロランなどの小説を入手して、読書に没頭する主人公たちを思うと、気楽に読書ができる現在の環境に感謝しないといけないなと思いました。 初読:2020年1月5日
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本は人生を変える、良くも悪くも 1971年、主人公とその友人・羅(ルオ)は文革による都市に住む青少年の再教育として地方の農村に送られる。厳しい生活の中で友人が隠していた本を手に入れ、羅は村の美少女にこっそり読み聞かせた。 エピソードひとつひとつは田舎の過酷な生活だけれど若者の逞しさが前面に押し出されていて(むしろ女子に会うためにあれこれと画策しているのが少し前の時代の男子で元気だなぁと…。)悲壮感はあまり感じなかった。 当時の政治については簡潔に書かれていて青春小説として長すぎず短すぎず匙加減がとても良かった。学を得た(得たかな?)女子が取る行動の鮮やかさが眩しくもあり怖くもあり… 文革は1966年から1976年まで、私が生まれた年も含まれていて歴史というのは過去からまだまだ続いていると感じました。
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