ニルスのふしぎな旅(下) 福音館古典童話シリーズ40
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ニルスのふしぎな旅(下) 福音館古典童話シリーズ40

セルマ・ラーゲルレーヴ(著者), 菱木晃子(訳者), ベッティールリーベック

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ニルスのふしぎな旅(下) 福音館古典童話シリーズ40

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 2007/06/20
JAN 9784834022742

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商品レビュー

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2026/05/12

昔見たアニメが懐かしくなり、どんな話だったかなと読んだが、児童書向けの文調・語り口のせいか、いまいち盛り上がりに欠ける。訳者によって印象がだいぶ変わりそう。 原文のタイトルにもある通り、空から見たスウェーデン一周紀行。同行するガンの群れを中心に動物たちとのふれあいや冒険をしつつ...

昔見たアニメが懐かしくなり、どんな話だったかなと読んだが、児童書向けの文調・語り口のせいか、いまいち盛り上がりに欠ける。訳者によって印象がだいぶ変わりそう。 原文のタイトルにもある通り、空から見たスウェーデン一周紀行。同行するガンの群れを中心に動物たちとのふれあいや冒険をしつつ、各地の名所、名物、名産を紹介。 スウェーデンの歴史や地理などの基礎知識、民話や昔話、北欧神話などをもう少し知っていればもっと楽しめたかも。 今ではだいぶ景色が変わってしまっただろうけど、聖地巡礼は楽しそう。 やけに冗長的な説明が多いなと思ったら訳者あとがきを読んで納得。子どもの教科書的な作品だったのね。

Posted by ブクログ

2025/11/24

ガンの悲しみは長くは続かないことを理解し諦めることができるようになったのがニルスが成長したということなんだなと思った。

Posted by ブクログ

2022/03/10

スウェーデンの地図を見ながら、時に画像を検索したりして少しずつ読むのがなかなか楽しく、他の本と並行しながら2週間ほどニルスと旅をしてきました。 この本は、もとはといえば、セルマ・ラーゲルレーヴさんが、スウェーデンの子どもたちのために、地理の読本教材として依頼され書かれたものなの...

スウェーデンの地図を見ながら、時に画像を検索したりして少しずつ読むのがなかなか楽しく、他の本と並行しながら2週間ほどニルスと旅をしてきました。 この本は、もとはといえば、セルマ・ラーゲルレーヴさんが、スウェーデンの子どもたちのために、地理の読本教材として依頼され書かれたものなのだということも、今回初めて知りました。 それにしても、やっとライト兄弟が有人飛行に成功したばかりというこの時代に(初版1906年)モルテンの背中に乗って地上をチェックの布地と表現するのです!素晴らしい想像力だなあと感心せずにはいられません。 旅の途中に、それぞれの土地のエピソードが描かれますが、歴史的な背景もあったりして昔話のようにとても面白く、ニルスはそこで出会った動物たちを助けるようになって行きます。まあ、いい子にならないと、トムテにもとの人間に戻してもらえないかもしれないという強迫観念もどこかにあったけど。 貧しいガチョウ番仲間のマッツとオーサのお話にはどこか郷愁をそそられましたし、 ガンたちをしつこく追いかけてくるキツネのスミッレとのお話もドキドキの展開。 特に好きだったお話は、9章のカールスクローナ。軍港の町カールスクローナで、銅像の王様(カール11世)に追いかけられるニルスが、提督教会の守り主、木の銅像ローセンボムに助けられるという、ユーモラスにこの町が表現されていました。造船所の模型の挿絵がとっても美しかったなぁ。 29章のダール川 にも唸りました。ちいさな川が、道を進んで川を広げてゆく様子が擬人化され、物語になっていて、まさに楽しく地理が学べるおはなしでした。 旅を続けていく中で、モルテンとの友情が深まり、ガンの長、アッカからも信頼されるようになっていくニルスのぼうけん物語ですが、一番感じたのは、スウェーデンの人たちの自然を大切にする心持ち。環境について当時からいち早く眼を向けていたことに驚かされました。 アッカのこのセリフは忘れられません。 「いいかね、おまえがわたしたちといっしょにいて学んだことがあるとすれば、人間はこの世に人間だけで暮らしているのではないということだろう。人間は広い土地を持っているのだから、自然の岩礁、浅瀬の沼、湿地、未開の山、人里は慣れた森を、わたしたちのような貧しい生き物が安心して暮らせるように、少しくらい残してくれても良いと思うのだ。若いころから、わたしは追われてばかりだった。わたしのような者にも安心してすごせる場所が必要だということを、知っていてほしいのだよ」 2週間も旅を共にしてきたので、ラストは本当に胸に迫り、しくしくと泣いてしまいました。 もしかしたら、説教臭くなってしまったかもしれないお話を、冒険物語を通して楽しく描くという、スウェーデンの人なら誰でも知っていて大好きだという、 やはり珠玉の名作なのですねぇ。

Posted by ブクログ

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