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ミーナの行進
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2006/04/25 |
JAN | 9784120037214 |
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ミーナの行進
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商品レビュー
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229件のお客様レビュー
米『TIME』誌発表の「2024年の必読書100冊」に選出された本だと知り、読んでみました。日本人作家の本で選ばれた唯一の本だそうです。 1972年から1973年の約一年間、芦屋のいとこの家に預けられた中学1年生の朋子と、この家に住む小学6年生のミーナの家族らとの交流が描かれて...
米『TIME』誌発表の「2024年の必読書100冊」に選出された本だと知り、読んでみました。日本人作家の本で選ばれた唯一の本だそうです。 1972年から1973年の約一年間、芦屋のいとこの家に預けられた中学1年生の朋子と、この家に住む小学6年生のミーナの家族らとの交流が描かれていました。 コビトカバが庭にいるというだけで、わくわくしながら物語を読み進めました。(コビトカバは三大珍獣の1つです。)紳士的な伯父さんの秘密や、ドイツ人のローザおばあさんの内に秘めた悲しみ、朋子とミーナの淡い恋心など、一年足らずの間に人生の色々な出来事が凝縮されているような物語でした。 読書好きのミーナが書く物語も素敵でした。喘息持ちで家にこもりがちだけれど、心は様々な場所に出かけているようでした。随所に描かれている寺田順三さんの挿画が、色鮮やかでこの物語の世界観にぴったりだと思いました。私は、260ページの小林さんとコビトカバのポチ子、ミーナ、朋子の後ろ姿のイラストが特にお気に入りです。 読後、フレッシーも飲んでみたい、ポチ子にも会ってみたかったと思いました。 『ミーナの行進』という力強いタイトルに、子どもの頃の思い出と共に、力強く成長していったんだなと、感慨深いものを感じました。そして、わたしのお気に入りの一冊になりました。
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日常生活が淡々と綴られていく中に、ミュンヘンへの道が突如現れた。あの男子バレーボール日本代表のことを、微に入り細を穿つように描いている。経験者でもあそこまで表すのは難しかろう。特に猫田。惜しむらくは、早くに逝ってしまったもんなあ。それから、あのゲリラ事件とアウシュビッツが繋がっ...
日常生活が淡々と綴られていく中に、ミュンヘンへの道が突如現れた。あの男子バレーボール日本代表のことを、微に入り細を穿つように描いている。経験者でもあそこまで表すのは難しかろう。特に猫田。惜しむらくは、早くに逝ってしまったもんなあ。それから、あのゲリラ事件とアウシュビッツが繋がった。そしてまた日常が戻って、一家の月日が流れ、それぞれが旅立っていく。この作品にも、最後に希望が待っていた。 小川洋子、初めて読みました。
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中学生のトモコが、いとこのミーナのおうちで過ごす1年間の話。ミーナ家の人々のキャラクターが個性的で、特にローザおばあちゃんと米田さんが可愛くて、何度もほっこりしました。淡々としている分それほどテンポよく読める本ではなく私にしては読み終わるのにかなり長い時間かかりました。 挿絵の画...
中学生のトモコが、いとこのミーナのおうちで過ごす1年間の話。ミーナ家の人々のキャラクターが個性的で、特にローザおばあちゃんと米田さんが可愛くて、何度もほっこりしました。淡々としている分それほどテンポよく読める本ではなく私にしては読み終わるのにかなり長い時間かかりました。 挿絵の画風が作品の雰囲気にピッタリで、とくに表紙の裏のフレッシーの瓶が好きでした。
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