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ミーナの行進
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ミーナの行進

小川洋子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/中央公論新社
発売年月日 2006/04/25
JAN 9784120037214

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商品レビュー

4

241件のお客様レビュー

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2025/10/29

子供の頃の一時期、親戚の家に預けられた少女と親戚一家の交流の物語。 感性豊かな主人公の観察眼を通して語られるお話はノスタルジーを感じさせつつ、セピア色をもって想像しながらスイスイと読み進むことができる。 登場人物一人一人(それと動物も)がそれぞれ独特の個性をもち、それについての描...

子供の頃の一時期、親戚の家に預けられた少女と親戚一家の交流の物語。 感性豊かな主人公の観察眼を通して語られるお話はノスタルジーを感じさせつつ、セピア色をもって想像しながらスイスイと読み進むことができる。 登場人物一人一人(それと動物も)がそれぞれ独特の個性をもち、それについての描写が思わずクスッとさせられたり、時にしんみりとさせられたり。 短い間とはいえ、大人になってから懐かしさと郷愁をもって振り返ることができる一時期を、子供時代に過ごすことができた主人公は幸せだと思う。 大事件や意外な展開などは登場しないが、最後の手紙のやり取りの場面で、なんというか小春日和の縁側で自分自身が手紙そのものを読んでいるような、あったかい気持ちにさせられた。

Posted by ブクログ

2025/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お金持ちの親戚の家に預けられた少女とお金持ちの家族特に病弱な従妹との日常を描いた物語。 家政婦でありながら一家を取り仕切る老女、アルコール依存症気味で活字の誤植を探し続ける伯母、理知的でユーモアもあるが何故か秘密を持ったような伯父など登場人物が個性豊かだけれども皆良い人だった。変な意地悪は無いし。。 こういう登場人物だからだろう爽やかな気持ちで読み続けることが出来た。日常とはいいながら、ミュンヘンオリンピック男子バレーボールの話、ジャコビニ流星群の話も出てきたけれど。 最後にこの二人の女性は、病弱だった少女も大人になって祖母の生まれ故郷のドイツで起業するなど、立派に成長してるのは、「ハッピーエンド大好き人間」の私には心地よかった。 そしてもう一つ、所々に挿入される挿絵も大変良かった。カラーできれいだし、人物が全て後ろ向きというのが素晴らしい!例えば最後の挿絵、「読者の皆さん、今は無きコビトカバのポチ子、邸宅、マッチの炎などに囲まれて少女時代に戻ったかのような二人はどんな顔ををして語り合っているのか想像して下さいな。」とでも言うように。。

Posted by ブクログ

2025/09/18

再読。 だいぶ前に読んだ記憶はあるものの、面白かった!という印象だけで展開を覚えておらず。 小川洋子さんのユーモラスな表現が読んでいて心地よく、とても好き。 クスッと笑い、ハラハラし、ウルっとし、きらきらした子ども時代が過ぎ去ってしまったときにはひたすら寂しかった。 「何の本...

再読。 だいぶ前に読んだ記憶はあるものの、面白かった!という印象だけで展開を覚えておらず。 小川洋子さんのユーモラスな表現が読んでいて心地よく、とても好き。 クスッと笑い、ハラハラし、ウルっとし、きらきらした子ども時代が過ぎ去ってしまったときにはひたすら寂しかった。 「何の本を読んだかは、どう生きたかの証明でもあるんや。これは、君のもの」 図書館の貸し出しカードを、返す必要ないよと渡してくれる場面の言葉。

Posted by ブクログ