商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2006/04/25 |
JAN | 9784120037214 |
- 書籍
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ミーナの行進
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ミーナの行進
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商品レビュー
4
228件のお客様レビュー
中学生のトモコが、いとこのミーナのおうちで過ごす1年間の話。ミーナ家の人々のキャラクターが個性的で、特にローザおばあちゃんと米田さんが可愛くて、何度もほっこりしました。淡々としている分それほどテンポよく読める本ではなく私にしては読み終わるのにかなり長い時間かかりました。 挿絵の画...
中学生のトモコが、いとこのミーナのおうちで過ごす1年間の話。ミーナ家の人々のキャラクターが個性的で、特にローザおばあちゃんと米田さんが可愛くて、何度もほっこりしました。淡々としている分それほどテンポよく読める本ではなく私にしては読み終わるのにかなり長い時間かかりました。 挿絵の画風が作品の雰囲気にピッタリで、とくに表紙の裏のフレッシーの瓶が好きでした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ミュンヘンオリンピック、ジャコビニ流星雨。1972年のトピックがちりばめられていて、リアルさがあった(都度検索してしまった)。 挿絵も印象的。 マッチ箱の物語は「シーソー象」の話が好き。怖いけど哀しい。 悲劇的な結末になるかと思いきや、朋子が岡山に帰ってからも朋子とミーナの交流は続いていて、ミーナも立派な大人になっていてホッとした。 美しい思い出は美しいまま損なわれることはない。 穏やかな気持ちを維持して読める小説だった。
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あぁ、夢のように美しい思い出。従姉妹ミーナと共に過ごした中学時代の一年間。カバのポチ子、夢中になったミュンヘンオリンピック、六甲山ホテルの出張レストラン、素晴らしいクリスマス。 悲しい結末を迎えるのかなとなんとなく予感があったけど、あまりにもハッピーエンドで安堵したと共に、実際の結末は別にあるのかなーと思ったり。 大好きな小川洋子さんの長編、最近ではあまりないので大切に嬉しく読みました。
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