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風と木の歌 童話集 偕成社文庫3262
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2006/08/01 |
JAN | 9784036526208 |
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風と木の歌
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商品レビュー
4.7
8件のお客様レビュー
◆きっかけ◆ りまのさんの本棚 ◆感想◆ 年長娘と、毎晩ベッドの中で少しずつ読み進めた。昔ばなしのような、現代の話のような、不思議な感覚になる物語たち。縄跳びの中で見える夕焼けの色、緑色の踊り子になる日の光、ききょう色に染まる指…。読んでいると、ふわふわと揺れるような色が頭の中...
◆きっかけ◆ りまのさんの本棚 ◆感想◆ 年長娘と、毎晩ベッドの中で少しずつ読み進めた。昔ばなしのような、現代の話のような、不思議な感覚になる物語たち。縄跳びの中で見える夕焼けの色、緑色の踊り子になる日の光、ききょう色に染まる指…。読んでいると、ふわふわと揺れるような色が頭の中に浮かぶ。怖いような、あたたかいような、少し落ち着かない気持ち。でも、不思議な安心に包まれるような、なんとも言えない感覚になった。 解説で、蜂飼耳さんが「作者は、言葉で糾弾するのではなく、見つめるという方法をもって、乗りきろうとしています。」と書かれていて、この不安と安心が混ざったような気持ちの原因はこうした部分にもあるのかな、と思った。 「いちど、そういう物語を読むと、日々の生活のなかにはめこまれたちょっとした瞬間に、ふっと思いだすことがあります。」→一度感じた感情を後になってふとまた感じる、というのは、確かにある。またその感覚をとらえることができたことが嬉しく感じることもある。物語に起因するもの以外でも、あるなあ。 娘は聞いている最中に寝てしまうこともあったり、最後まで聞き入ることもあったり。何を感じたのだろう。聞いてみたいけど、ただただ物語に浸ってほしいとも思って聞けていない。 安房さんの『北風のわすれたハンカチ』も気になる。2021/12/28
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ああ、いいですね。どのお話も、とても好きです。やさしい、悲しい、温かい、こころに染み入る、どこか幻想的な、お話。作者の安房直子さんは、とても心が綺麗な方だったのだと思いました。
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- ネタバレ
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基本図書、図書館になかったので購入して読んだ。 短編集。 きつねの窓、さんしょっ子、空色のゆりいす、もぐらのほったふかい井戸、鳥、あまつぶさんとやさしい女の子、夕日の国、だれも知らない時間。 蜂飼耳さんの解説「体の底に残る響き」がよかった。 そう、さびしい、でも、きれいなんですよね。 低空飛行なの。 どれも初めて読むおはなしでした。 どうも、あまんきみこさんとまざってしまうのですが。 こういうおはなしを読むと、私もおはなしを書いてみたいなぁと思います。
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