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天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
| 発売年月日 | 2006/06/15 |
| JAN | 9784062134231 |

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天山の巫女ソニン(1)
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商品レビュー
4.2
69件のお客様レビュー
娘のお薦めで読みました。 児童書ですがとても良かったです。 汚れた大人。汚れていない子供にお薦めです。 勇気を貰い。心洗われました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
八咫烏シリーズ解説後書きで紹介されていた本。 児童文学なので文字も大きくサクサク読めるが、面白くてすぐ次巻に手を伸ばしてしまった。 読み切りをシリーズ1として書き直したというが、確かに続きが気になる。 ストーリーはライトな守り人シリーズのようだと思ったが、児童文学ながら人の本質やメモしたくなる格言がちりばめられている。 未成年にとっても今後の人生のヒントとなる考え方やセリフがあるのではないだろうか?? 王子というとつい金髪碧眼をイメージしてしまうけれど、韓国のような容姿だろうか。コミカライズもしているよう。 玉の輿、という感じではないけれど、これからどんな関係性を気づいていくのだろうか。 今回悪役として描かれた彼女も、彼女目線の物語であれば最初は純愛だったのかもなぁ。。 最期に手を触れようとしたのは相打ちを狙ったのかとドキッとしたけれど、単純に触れたかっただけなのだろうか。。?? 「わたしのー」に続く言葉は?? 1番の感想は ミンがいい子すぎて、幸せになってほしい。自分の力で何とかするタイプだろうけれど、理不尽な事が起こらず生きていってほしい。。 お父さんの考え方、生き方も尊敬。 『私情や私利私欲は、見たものをゆがませる。だから巫女は愛しいもの、心を乱すもの、敵味方になるものを持ってはいけないのです。』 →そこまでして尽くすのは何故だろう??描写は無かったけれど、上の階級であれば神が身近な存在なのだろう か?? 「そうね、別れて暮らした方がいい親子というものはあるものよ」 『夢見をする巫女であったからこそ、自分の見た一瞬の景色の意味を知る為に、さまざまな知識が必要だったのです。』 「仲良くしてるように見えるけど、それはみんなで外の人間や金持ちの悪口言ってるからさ。一人だけ抜け駆けするようなヤツが出ると、いきなり態度が変わる。…自分たちに差をつけて出ていく人間には嫉妬するんだ」 『…いい部分しか見せません。そうなると見せ方のうまい者、口の上手な者だけが「よくやっている」と思われ、得をするようになるからです。』 →八咫烏シリーズでも仕事が遅い文官が実は。。というのがあったなぁ。。 『けれど巫女たちが夢見で得たことを、くわしく間違えずに人々に告げるには、地理や天文や気象、草木や生き物の知識、そして人々に伝える「言葉」が必要なのです。』 『(ああ、どうしたらよいのかわかっていても、そのとおりにできるかどうかというのは、べつの話なのだな)』 「昔はそうじゃなかったのに、役人の下で働いたり金持ちに雇われると、まるで自分が役人や金持ちになったかのように人を見下したり命令したりする。…たとえ王子が許しても、おまえは甘えてはいけないよ。…でも、おまえが王子より下ということじゃ決してない、どうしても聞けない命令や、嫌な仕事を仰せつかったら、いつでもここへ帰っておいで。」 『(今さら言ったって、きっとだれも信じてくれない…だから他の人に話してみなくちゃ。だれかが聞いてくれるかもしれない。)』 →強い。。 「ソニン。あなたの力は…むしろ大切な人たちができたことで、かえって強くなっているかもしれないわ」 「(…忠臣たちや従者がいてこそ王子だった。その生活を離れても自分が一国の王子だと思っていられるものだろうか?」 「仲間や仕事を頼みに来たものを裏切っておいて、『自分だけは人に裏切れらるはずがない』なんて虫がよすぎる」 『動物は人間ほど恐くはありませんでした。』 「弱い者や、自分より知恵のない者には、なにをしてもいいと思ってるヤツがいるんだ。」 『まったく一人で身寄りのない者というのは、こんなに苛立った人々や退屈した人々のうさばらしにされるものなのかと思いました。』 「(…同じ人間にしたとは思っていない。道端の石を蹴ったぐらいに思っているのだろう。」 「(戦になれば)人の心がすさみ、ゆとりがなくなる。」 「…たくさんの人の上に立つ人だから。そういう人は、したいことよりもしなきゃならないことのほうが、大事なことがあるでしょう?」
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アトリと5人の王を読んで、菅野雪虫さんにハマりました。なんというか、主人公を応援したくなるような本です。是非読んで見て下さい✨
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