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ちぐはぐな部品 新装版 角川文庫
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ちぐはぐな部品 新装版 角川文庫

星新一【著】

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ちぐはぐな部品 新装版 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川書店
発売年月日 2006/06/23
JAN 9784041303214

ちぐはぐな部品 新装版

¥220

商品レビュー

3.7

61件のお客様レビュー

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2025/08/20

当時は夢物語の記述だったかもしれないが、50年を経て実現しているようなものもあり、本来のショートショートの読み方とは違う部分も楽しめる。

Posted by ブクログ

2025/08/08

星新一のショートショート作品集『ちぐはぐな部品』を読みました。 星新一の作品は、6月に読んだ『きまぐれ星のメモ』以来ですね。 -----story------------- 事故により、脳を残して、全て人工の身体となり、ひっそりと一人で暮らしていたムント氏。 訪ねてくるのは週一...

星新一のショートショート作品集『ちぐはぐな部品』を読みました。 星新一の作品は、6月に読んだ『きまぐれ星のメモ』以来ですね。 -----story------------- 事故により、脳を残して、全て人工の身体となり、ひっそりと一人で暮らしていたムント氏。 訪ねてくるのは週一回の合成血液の配達人だけ。 ある日、外の世界に繋がるテレビと電話が通じない。 しかたなく外に出ることにしたムント氏。 そこは動くものがなにひとつない世界だった。 「凍った時間」ほか、29篇。 SFからミステリ、時代物まで、星作品中とりわけバラエティ豊かなショートショート集。 ----------------------- 1972年(昭和47年)に刊行された作品で、以下の30篇が収録されています。  ■いじわるな星  ■万能スパイ用品  ■陰謀  ■歓迎ぜめ  ■接着剤  ■なぞの贈り物  ■飲みますか  ■廃屋  ■宝島  ■名判決  ■魔神  ■凍った時間  ■みやげの品  ■シャーロック・ホームズの内幕  ■夜の音  ■変な侵入者  ■恋がいっぱい  ■足あとのなぞ  ■抑制心  ■みごとな効果  ■神  ■最高の悪事  ■ネチラタ事件  ■ヘビとロケット  ■鬼  ■取立て  ■救世主  ■出入りする客  ■災害  ■壁の穴  ■あとがき  ■解説 尾崎秀樹  ■解説 大森望 宇宙パトロール隊が偶然発見したジフ惑星はすばらしい星に見えた……人口過剰の地球にとって、この上ない植民地であり別荘地である、、、 かくして、基地の建設が始められたが、次々とその目的は、不思議な幻の出現によって攪乱される……限りなき人間の欲望を抉る『いじわるな星』の他、SFからミステリ、時代物、昔話や落語のパロディまで、バラエティ豊かな29篇を収める傑作ショートショート集。 バラエティに豊んだ作品が収録されており、タイトル自体が様々なジャンルやテーマの「ちぐはぐな部品」が集められた作品集であることを示しているようですね……収録されている29篇は、それぞれ独立した短い物語ですが、星新一作品に共通するテーマや持ち味が随所に光っていて愉しめました、、、 人口過剰の地球にとって理想的な植民地に見えた惑星が、実は人類を撹乱する存在だった……限りない人間の欲望と、それに潜む危険性を描いた『いじわるな星』、 名探偵シャーロック・ホームズと助手ワトスン博士の活躍を、別の視点から描き、私たちが慣れ親しんでいるホームズ像を逆手に取った、ユーモラスで風刺的な内容が印象的な『シャーロック・ホームズの内幕』、 近所の質屋に入った客……でも、出てくるのは同じ服を着た別な人物 という導入部が印象的で、そこから一気に物語に没入してしまった『出入りする客』、 謎のナイフで壁に穴をあけると様々な光景が広がっていた……決して穴の向こう側には行けのだが、次第にその穴の向こう側を覗くことに夢中になり という発想が面白い『壁の穴』、 等々、星新一作品の真骨頂とも言える、予想を裏切る意外な結末が愉しめました……短い話が多く、平易な文章で書かれているため、すらすらと読めるところも魅力ですね。

Posted by ブクログ

2025/05/17

あとがきにもあるように直近に読んだ『きまぐれロボット』よりも範囲が広い印象。少しだけ長めのものもあり。どちらかといえば短い作品の方が好み。ピックアップ:「歓迎ぜめ」「宝島」「抑制心」「最高の悪事」

Posted by ブクログ