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私家版・ユダヤ文化論 文春新書
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私家版・ユダヤ文化論 文春新書

内田樹【著】

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私家版・ユダヤ文化論 文春新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2006/07/20
JAN 9784166605194

私家版・ユダヤ文化論

¥110

商品レビュー

4.1

73件のお客様レビュー

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2025/10/31

初めて読んだ『下流志向』に衝撃を受けて以来、 ブログやTwitterをフォローして、少しは読み慣れていたはずだった“内田樹”文体だけれども‥冒頭からまたまた打ちのめされる。わかった気になってはいけないのだ、という事だけがかろうじてわかる‥ような。それでも読書会の課題本だったので、...

初めて読んだ『下流志向』に衝撃を受けて以来、 ブログやTwitterをフォローして、少しは読み慣れていたはずだった“内田樹”文体だけれども‥冒頭からまたまた打ちのめされる。わかった気になってはいけないのだ、という事だけがかろうじてわかる‥ような。それでも読書会の課題本だったので、行きつ戻りつしながら読了。 「新書版のためのあとがき」には、本書が「わかりにくい」大きな理由は、ユダヤ人が読んだときにも「わかる」ように書いているから」とある。なるほど‥安易にわかったつもりにならず、この先何度でも読み返せばいいのかもしれない。

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2025/03/13

『人間に全ての責任を引き受ける成熟を求める神がいて、人間を救わない事が、つまりは人間に全ての責任を引き受けさせようとする神がいる証明』とは、普通はなかなか考えられないし、私自身がそれを神として信じられるのか想像もつきません。 勧善懲悪と言った我々が考えている神のメカニズムは実は...

『人間に全ての責任を引き受ける成熟を求める神がいて、人間を救わない事が、つまりは人間に全ての責任を引き受けさせようとする神がいる証明』とは、普通はなかなか考えられないし、私自身がそれを神として信じられるのか想像もつきません。 勧善懲悪と言った我々が考えている神のメカニズムは実は決定権が100%人間の側にあると言う話は、言われてみればこのメカニズムだとどんな神を信じていようと自分を正当化するためだけに神と言う存在がいるなぁと思いました。 旧約聖書に書かれている物語の真偽は分かりませんが、あながちデタラメではないとしたら、古代のユダヤ人たちは彼らの捕囚や差別や民族移動などの経験の中から、善行をすれば救ってくれて悪者には罰を与えてくれる人間から呼びかける神の存在に見切りをつけたのかもしれません。 確かに旧約聖書の中のユダヤ人はすぐに偶像崇拝をするし、預言者の言う事も聞かなくなるし、人間の側に決定権のある幼稚な神をすぐに信じてしまいますが、これもユダヤ人の神が常人には理解し難い神様である証明なのかもしれません。 これからは旧約聖書を読む視点も変わりますし、ユダヤ教のタルムードなども読んでみようと思います。

Posted by ブクログ

2025/01/13

ユダヤ人は最も知的な民族であリ、常にイノベーションの担い手であった。為政者にはそれが邪魔になる、なぜなら為政者が求めるのは常に安定と調和であり、イノベーションは多くの場合それをかき乱すものであるから。だからユダヤ人は虐待されてきたという論である。非常に説得力があった。

Posted by ブクログ

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