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管仲(下) 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2006/07/06 |
| JAN | 9784167259181 |

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管仲(下)
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管仲と鮑叔。無二の親…
管仲と鮑叔。無二の親友の二人は、それぞれ別の主に仕えた。管仲は公子糾に、鮑叔はその弟公子小白に。彼らが自らの主のために下した悲愴な覚悟。それは、親友の主を殺すこと。親友の夢を砕くことだった。管仲の矢は公子小白の腹に当たり、鮑叔は公子糾の命を奪った。それでも鮑叔は管仲を生かした。公...
管仲と鮑叔。無二の親友の二人は、それぞれ別の主に仕えた。管仲は公子糾に、鮑叔はその弟公子小白に。彼らが自らの主のために下した悲愴な覚悟。それは、親友の主を殺すこと。親友の夢を砕くことだった。管仲の矢は公子小白の腹に当たり、鮑叔は公子糾の命を奪った。それでも鮑叔は管仲を生かした。公子小白が君主となり、大権を行使できる立場となった鮑叔。しかしそれをせず、管仲を執政の位に推した。そして、すべての確執を飲み込み、管仲を宰相に据えた小白(桓公)。彼は、管仲と鮑叔が作り上げた奇蹟の名君となった。この作品は『管仲』なの
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キャラの濃い人たちの間で管仲と鮑叔が何を考え、何をし、どうなったかが実に生き生きと書かれている。 管仲は初めから「変わり者だけどかなりできた人」のように登場して、何をどうやって学んでそこまでになったのかがわからない部分もあるが、散財した兄とそれを許した母の家庭問題と、それも絡ん...
キャラの濃い人たちの間で管仲と鮑叔が何を考え、何をし、どうなったかが実に生き生きと書かれている。 管仲は初めから「変わり者だけどかなりできた人」のように登場して、何をどうやって学んでそこまでになったのかがわからない部分もあるが、散財した兄とそれを許した母の家庭問題と、それも絡んでの李燕との別れがあって人間が磨かれていく。 上巻ではのちに妻、同僚や部下、協力者となる人たちとの運命的な出会いが面白く書かれている。著者の創作が多い部分だろう。 下巻では斉で取り立てられて、管仲が太子糾の、鮑叔が公子小白の、教育係になってからの話になる。国内外のドロドロした関係が出てきて俄然面白くなる。 ネチネチ変態野郎の諸兒(襄公)の横暴に対してどう対応するか、公孫無知の反乱に乗じてどう動くか、その駆け引きにハラハラさせられる。 公子小白(桓公)が即位した後の鮑叔の動きが素晴らしく、管仲もその期待に応える。国を治めるためにトップがどうあるべきか、庶民のためにどういう政策を取るべきか、儒教が起こる前に管仲が基礎を作ったと言えるだろう。
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中国周王朝の権威が衰退していく春秋時代の「斉」と言う国の名宰相管仲(紀元前7世紀頃)は、民を主眼とした富国強兵を進め、斉の桓公を周王朝に代わる最初の覇者と成した。 そこに至る道筋は「史記」の中でもドラマチックな場面の一つである。 宮城谷昌光の小説にしてはやや短かめではあるもの...
中国周王朝の権威が衰退していく春秋時代の「斉」と言う国の名宰相管仲(紀元前7世紀頃)は、民を主眼とした富国強兵を進め、斉の桓公を周王朝に代わる最初の覇者と成した。 そこに至る道筋は「史記」の中でもドラマチックな場面の一つである。 宮城谷昌光の小説にしてはやや短かめではあるものの、鮑叔と管仲のエピソードを分かりやすくまとめて飽きることがなく、満足感も充分な物語。 この人たちが生きていたのは今から3000年近く前のことなのに、物語のなかでこんなに生き生きと描かれている。 もう随分前に単行本で読んでいたが、文庫でも独特の挿絵が割愛されることなく挿入されているのが、嬉しい。
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