管仲(下) 文春文庫
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管仲(下) 文春文庫

宮城谷昌光【著】

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管仲(下) 文春文庫

803

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2006/07/06
JAN 9784167259181

管仲(下)

¥803

商品レビュー

4.1

31件のお客様レビュー

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2010/05/28

管仲と鮑叔。無二の親…

管仲と鮑叔。無二の親友の二人は、それぞれ別の主に仕えた。管仲は公子糾に、鮑叔はその弟公子小白に。彼らが自らの主のために下した悲愴な覚悟。それは、親友の主を殺すこと。親友の夢を砕くことだった。管仲の矢は公子小白の腹に当たり、鮑叔は公子糾の命を奪った。それでも鮑叔は管仲を生かした。公...

管仲と鮑叔。無二の親友の二人は、それぞれ別の主に仕えた。管仲は公子糾に、鮑叔はその弟公子小白に。彼らが自らの主のために下した悲愴な覚悟。それは、親友の主を殺すこと。親友の夢を砕くことだった。管仲の矢は公子小白の腹に当たり、鮑叔は公子糾の命を奪った。それでも鮑叔は管仲を生かした。公子小白が君主となり、大権を行使できる立場となった鮑叔。しかしそれをせず、管仲を執政の位に推した。そして、すべての確執を飲み込み、管仲を宰相に据えた小白(桓公)。彼は、管仲と鮑叔が作り上げた奇蹟の名君となった。この作品は『管仲』なの

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2026/08/11

中国春秋時代の初期、最初の覇者となった斉の桓公を補佐した管仲を描いた物語。 不運な過去を持つ管仲自身の話を織り混ぜつつ、「管鮑の交わり」で有名な鮑叔との友情を核とした様々な人間ドラマ、春秋時代初期の様々な国家が乱立する戦争と外交の躍動を見事に表現しています。その中でも、管仲が桓公...

中国春秋時代の初期、最初の覇者となった斉の桓公を補佐した管仲を描いた物語。 不運な過去を持つ管仲自身の話を織り混ぜつつ、「管鮑の交わり」で有名な鮑叔との友情を核とした様々な人間ドラマ、春秋時代初期の様々な国家が乱立する戦争と外交の躍動を見事に表現しています。その中でも、管仲が桓公を矢で射殺しようとする場面の緊張感や臨場感、その後、即位した桓公が、その管仲を招き、重用する場面は名場面といえるでしょう。 そして、管仲が重臣となった後、どのような国とするか、そのために君主はどうあるべきかを桓公に説き、一方で桓公はただ管仲に丸投げするのではなく、自らの意思をあらわしつつ政治を進め、国が安定し強国になっていくところも描いていますので、盛りだくさんの内容でした。 ほぼ最後の場面で、管仲の過去の恋人を登場させるあたり、著者らしい人間模様を描いているのも面白く、一気に読み進められました。 <内容紹介> 鮑叔は斉国の公子小白の傅となり、管仲はその兄弟・公子糾の家宰となった。君主の座をめぐる争いで、二人は戦場で敵同士となる。追いつめられた管仲の放った一矢は虚空を横切り、小白の腹部に刺さった…。新しい時代の霸者が生まれるまでのドラマを、鋭い人物描写と為政への洞察で読ませる渾身の長編。

Posted by ブクログ

2026/07/04

読み終えてみると、管仲の業績に凄さを感じていつかこの本を再読しようと思ったのではなく、その生き方の物語が感に堪えなかったからだろうと思い返した。 気になる言葉や表現も多く、管仲に対する興味も増す。 孔子は管仲を苛烈に批判しているというが、少なからず魯国出身であるが故の国民感情が影...

読み終えてみると、管仲の業績に凄さを感じていつかこの本を再読しようと思ったのではなく、その生き方の物語が感に堪えなかったからだろうと思い返した。 気になる言葉や表現も多く、管仲に対する興味も増す。 孔子は管仲を苛烈に批判しているというが、少なからず魯国出身であるが故の国民感情が影響していたということは面白かった。斉の桓公の義妹である文姜を儒学の視点から離れて1人の「女として時代と戦い続けた。烈しい人」という見方は、単純な善悪や好悪ではなく歴史の登場人物を1個の人間として見る視点として大事なものだなと感じた。

Posted by ブクログ

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