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ぐっとくる題名 中公新書ラクレ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2006/09/10 |
JAN | 9784121502278 |
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商品レビュー
3.7
43件のお客様レビュー
題名は本の顔。その題…
題名は本の顔。その題名について、記憶に残る素敵な題名をつけるためには、どうしたらいいのか考察が書かれています。文章も軽めでわかりやすいので、気楽に読める一冊です。
文庫OFF
たしかに「ゲゲゲの鬼太郎」の「の」とか「部屋とYシャツと私」の構図とか考えたことがない。ウルトラマンタロウだけ実子なの? 聞いたことがあったような気もするけれど、知らなかった=と言ってしまうくらい記憶には残っていなかった。クラーク博士の言葉の訳が「君たち、メソメソすんなよ」でいい...
たしかに「ゲゲゲの鬼太郎」の「の」とか「部屋とYシャツと私」の構図とか考えたことがない。ウルトラマンタロウだけ実子なの? 聞いたことがあったような気もするけれど、知らなかった=と言ってしまうくらい記憶には残っていなかった。クラーク博士の言葉の訳が「君たち、メソメソすんなよ」でいいんあじゃないかというのはニヤリとさせられる。
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本や漫画や映画などのタイトルで「これは読みたく(見たく)なる!」「上手いなあ」と感じるたび、これをまとめたら面白いのではないかと思っていたのだが、もうすでに出ていることを知り、早速読んでみた。 目次を見て、あっ、これがプロの仕事か!と思ったのは、ちゃんと分類してあること。ただ集め...
本や漫画や映画などのタイトルで「これは読みたく(見たく)なる!」「上手いなあ」と感じるたび、これをまとめたら面白いのではないかと思っていたのだが、もうすでに出ていることを知り、早速読んでみた。 目次を見て、あっ、これがプロの仕事か!と思ったのは、ちゃんと分類してあること。ただ集めるだけでなく分類、分析するから読み物として面白いんだな。当たり前のことだけど、思いつかなかった。 私が「これは!」と思ったタイトルで被っていたのは「ツアラトゥストラかく語りき」と「幸せではないが、もういい」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の3タイトルだけで、目次に出ているタイトルには「すごい!読んで(見て)みたい!」と思わせないものも正直言ってあったのだが、本文を読んでみてすごく納得した。 例えば「ゲゲゲの鬼太郎」。「ゲゲゲ」が何であるかわからないが「の」でつないでいるということは「三丁目」や「墓場」などと同じく「の」の前後の言葉の関係が明瞭であることを示している。 「お茶うけ」「レジャー」などの系列の言葉だったら「ゲゲゲに鬼太郎」となるし、「げげっと驚く」のゲゲだったら「ゲゲゲな鬼太郎」のはずだ、と。「ゲゲゲ」なんていうわけのわからない言葉を「の」でつなぐと「ゲゲゲの意味なんてものは知っていて当たり前というか、ああ、ゲゲゲね。分かります分かります、と言わなければならない感じがする。」(p17) 「うしろの百太郎」も「うしろに百太郎」なら整合性が取れているのにあえて「の」とすることで 「百太郎にとって「うしろ」がより切実なポジションという感じがしてこないか。そして我々皆の「うしろ」に常に百太郎が存在するような気にならないだろうか。」(p17)なるほど、確かに。 「部屋とYシャツと私」というのはなんか変なタイトルだなと思っていた。普通は部屋の中にYシャツや私がいる(ある)ので、それを同列につなぐことになんだか違和感があるのだが、ここにある言葉を足すと納得がいく、という説明も面白い。 著者は俳人でもあるので、言葉の取り合わせに敏感なのだろう。 大変楽しくあっという間に読んでしまった。 あとがきに「あの題名もあるのに!」と読者が思ったら成功、と書いてあったが、私も「あれもあるよ!」と思いながら読んだので、成功ってことでしょう。
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