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有明海の自然と再生
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有明海の自然と再生

宇野木早苗【著】

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有明海の自然と再生

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 築地書館/築地書館
発売年月日 2006/04/25
JAN 9784806713302

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2017/03/21

著者の専門は物理学。4章までで撤退。 大規模な堤防で海を締め切り、その中で干拓地を造成する複式干拓の長崎大干拓構想は、戦後まもなく食糧増産が切望されていた1952年に発表されたが強い批判を受け、1970年にやや規模を縮小した長崎南部地域総合開発事業として復活したが、漁民の賛成が...

著者の専門は物理学。4章までで撤退。 大規模な堤防で海を締め切り、その中で干拓地を造成する複式干拓の長崎大干拓構想は、戦後まもなく食糧増産が切望されていた1952年に発表されたが強い批判を受け、1970年にやや規模を縮小した長崎南部地域総合開発事業として復活したが、漁民の賛成が得られずに打ち切られた。現在の諫早湾干拓事業は、1986年に事業開始され、1989年に工事着工した。 干拓事業の投資効率は、農水省の見積もりでも当初は1.03だったが、計画変更後は0.83になり、宮入氏の解析では0.3だった。総事業費の2490億円に対して、年間の農業生産額は45億円。干拓事業の影響が深刻なノリ生産額は、悪い時でも年間300億円に達し、干拓事業の効果をはるかに上回る。 農水省からの天下りした公務員は、干拓事業受注企業の36社に257人、コンサルタント会社25社に152人に及ぶ。 2004年8月、佐賀地裁は工事差し止めの仮処分の判決を下し、工事は中止されたが、2005年5月、福岡高裁は定量的な関係が明確でないとして佐賀地裁の仮処分決定を取り消し、工事は再開された。2005年9月、最高裁も控訴を棄却した。その後、干拓事業の中止を求める本裁判が佐賀地裁で始まっている。

Posted by ブクログ

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