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秋の四重奏
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秋の四重奏

バーバラ・ピム(著者), 小野寺健(著者)

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秋の四重奏

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2006/05/25
JAN 9784622072164

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商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2019/07/21

同じ職場で働く定年間近の4人の生活が、まさに四重奏のように描かれる。 高齢者(人間?)の偏屈さ、善行へのとらわれ、起こりっぽさなどよく理解してるから、ちょっぴり辛辣にかけるのかもしれない。

Posted by ブクログ

2017/12/23

ロンドン、全員ひとり暮らしの男女が四人。共に、同じ会社に勤め、定年間近の年齢である。まず女性二人が退職する。そのうち、マーシャがやがて亡くなり、レティは老後の生活になんとか順応しようと努める。男たち、エドウィンとノーマンはまだ勤めているが、まもなく会社を去ることになるだろう。こ...

ロンドン、全員ひとり暮らしの男女が四人。共に、同じ会社に勤め、定年間近の年齢である。まず女性二人が退職する。そのうち、マーシャがやがて亡くなり、レティは老後の生活になんとか順応しようと努める。男たち、エドウィンとノーマンはまだ勤めているが、まもなく会社を去ることになるだろう。こうした四人の平凡な日常風景―職場のやりとりや昼食、互いのささやかな思いやりやすれ違い、ヴァカンスやクリスマスの計画、遺産相続などが淡々と描かれるだけで、何であれ、劇的な事件には発展しない。マーシャの死さえも日常生活の中の一齣にすぎない。これら凡庸な四人のありふれた「老い」が、この味わい深い上質のユーモアに満ちた「コメディ」の核心をなしている。われわれはここで、静かに奏でられた、ふつうの現代人の、孤独な「生と死」の意味あるいは無意味に向き合うことになる。温厚かつ辛辣な作風によって、「現代のオースティン」という声価を得た英国作家の代表作。 『偏愛読書トライアングル』(瀧井朝世)で紹介されていたので、手に取ってみた。 海外小説は、登場人物の名前を覚えるのが苦手で普段は読まないのだが、この作品は登場人物が少ないので、その点読みやすかった。 大きな事件は起こらないけれど、“老人”と呼ばれる年齢になった彼らの関心ごとが、恋愛や人間関係だということに、新しい世界を見た気がした。 年を取っても人間の根本は変わらない。

Posted by ブクログ

2017/05/07

とても、おもしろかった。 人物描写がいちいち腑に落ちる感じで共感しまくり。ただ、みんな経済的不安はないようなので、そこはうらやましいw なんか最近適当に読んでみた本がことごとく微妙に老後の不安を煽る系だったんだけど、これはマーシャ含めてうらやましい生き方だなあ、と。

Posted by ブクログ

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