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奇跡を起こした村のはなし ちくまプリマー新書
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奇跡を起こした村のはなし ちくまプリマー新書

吉岡忍【著】

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奇跡を起こした村のはなし ちくまプリマー新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2005/03/09
JAN 9784480687104

奇跡を起こした村のはなし

¥220

商品レビュー

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2025/06/11

娘が地方創生を学ぶことになったのをきっかけに買った本。 小さな村が、地元を愛する強いリーダーの元で、災害からの復興と、復興の枠に収まらない発展を遂げていく物語。 大規模企業誘致には向かない豪雪地帯。 小さな自治体だからこそできる大胆な采配と、あらゆる補助や交付金の制度を駆使して...

娘が地方創生を学ぶことになったのをきっかけに買った本。 小さな村が、地元を愛する強いリーダーの元で、災害からの復興と、復興の枠に収まらない発展を遂げていく物語。 大規模企業誘致には向かない豪雪地帯。 小さな自治体だからこそできる大胆な采配と、あらゆる補助や交付金の制度を駆使して、ホテルもレストランもスキー場も名産品も、すべて村営で経営していく。 村役場の職員が、農業をやり、ホテルマンをやり、シェフをやり、チーズ職人をやり、ビール職人をやる。スキー場に併設したホテルのレストランでビールやチーズを振る舞う。廃棄する野菜その他は発酵させて肥料として再利用する。 それらの技術を学ぶために、ドイツやスイスに1年間の海外赴任もする。 どの自治体でもできる話じゃない。 今の時代には不可能かもしれない。 でも、なんだか輝いて見えるのは確かだ。 一本の映画のような、実話。

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2018/05/30

新潟県にあった黒川村のお話。 黒川村は2005年に中条町と合併して現在は胎内市となっている。 黒川村には31歳で当選して以来、12期48年間村長を勤めた伊藤孝二郎という男がいた。 高度経済成長期、都市化が進み農村が衰退していく中で、伊藤村長は、国から補助金を引っ張り、村に仕事を作...

新潟県にあった黒川村のお話。 黒川村は2005年に中条町と合併して現在は胎内市となっている。 黒川村には31歳で当選して以来、12期48年間村長を勤めた伊藤孝二郎という男がいた。 高度経済成長期、都市化が進み農村が衰退していく中で、伊藤村長は、国から補助金を引っ張り、村に仕事を作り、観光客を呼び寄せ、村を守り抜いた。時代を知り、人情の機微に通じ、本質を見抜き、夢を描き、実行するその経営手腕は、簡単には真似できない卓越した能力である。 しかし、その能力はおそらく天性のものではない。伊藤村長は、3時まで勉強して6時に起きるような、馬力の持ち主でもあった。 かつては、中条町で天然ガスが発見されて大企業が進出し、潤っていくのを、羨望の眼差しで眺めていた。 黒川村には雪しかない。では、スキー場を作ろう。全ては村役場職員の手作りのスキー場から始まった。 時代も良かった。高度経済成長期で、観光客が集まった。補助金も引っ張れた。 しかし、それを可能にしたのは、村長を筆頭にした試行錯誤の努力であった。なぜなら、同じ条件で同じようなことができずに衰退した村がたくさんあるからだ。 したがって、本書は一人のカリスマ的村長がいれば、ここまでできるという成功例である。 では、いまの時代はどうか。時代が違う。人々が求めているものが違う。その通りだが、伊藤村長が示したのは、どんな波も引き受けて、知恵を絞り、ビジョンを描き、実行することの大切さではなかったか。本気になって阿修羅のように戦えば、どんな状況でも活路が見出せる。その人間の可能性ではなかったか。

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2014/06/12

日本にも、こんな村があったんだと思わせてくれた1冊。同じ集中豪雨で同じ災害が起こらないように「改良復旧」させること、補助金制度を活用するための地道な努力やポイント、村役場の人たちの留学制度、これから中山間地域で取り組むべきモデルをやってみての経験知がたくさん詰まっている本だと思う...

日本にも、こんな村があったんだと思わせてくれた1冊。同じ集中豪雨で同じ災害が起こらないように「改良復旧」させること、補助金制度を活用するための地道な努力やポイント、村役場の人たちの留学制度、これから中山間地域で取り組むべきモデルをやってみての経験知がたくさん詰まっている本だと思う。なぜ、先進的な取り組みをしている地域が国内にも外を見ればあるのに、困っている地域が出てきてしまうんだろう。もっと多くの人に知られていい地域だと思うし、奥多摩でも活かせそうなアイデアもありそうだと思いました。すでに村はなくなり胎内市となっているとのことだけど、一度、訪ねてみようかな。

Posted by ブクログ

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