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ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む ちくま学芸文庫
定価 ¥1,430
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2006/04/10 |
JAN | 9784480089816 |
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ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む
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ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む
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商品レビュー
4.3
35件のお客様レビュー
「ホーキング、宇宙を語る」からここへ。理論物理学もそうだが、何が公理、アプリオリなことなのか考えさせられる。理解は斑だが刺激となる文がたくさん。趣味の読書で初めてメモ取りながら本読んだ。「論考」はとても読めないので著者の分かりやすい意志のこもった解説助かる。
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「世界は成立していることがらの総体である。」 からはじまり、 「語りえぬものについては、沈黙せねばならない。」 で終わるウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』を、野矢先生が細部に渡って解説をしてくれている本。 論考に込められている思想、大胆な言葉の数々、問題点と後期ウィトゲンシュ...
「世界は成立していることがらの総体である。」 からはじまり、 「語りえぬものについては、沈黙せねばならない。」 で終わるウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』を、野矢先生が細部に渡って解説をしてくれている本。 論考に込められている思想、大胆な言葉の数々、問題点と後期ウィトゲンシュタインがどのように乗り越えて行ったかを、丁寧にときほぐしてくれる。 「論理は世界を満たす。世界の限界は論理の限界でもある。」 「世界と生とはひとつである。」 「私は私の世界である。」 「死は人生のできごとではない。ひとは死を体験しない。」 などなど驚きに満ちた言葉の数々を考えることの楽しさを味わえる。 こういった本を読んでいると、小説から少し遠ざかってしまうんだよなー。
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『論考』の一つの解釈を、背景を踏まえつつ時には批判的な立場から丁寧に解説している素晴らしい副読本で、『論考』を読むにあたり大いに助けとなる。『論考』の解説書というより、むしろ『論考』を題材に野矢茂樹氏の哲学を述べたものだと捉える方が相応しいように感じる。ところどころ筆者の立場に不...
『論考』の一つの解釈を、背景を踏まえつつ時には批判的な立場から丁寧に解説している素晴らしい副読本で、『論考』を読むにあたり大いに助けとなる。『論考』の解説書というより、むしろ『論考』を題材に野矢茂樹氏の哲学を述べたものだと捉える方が相応しいように感じる。ところどころ筆者の立場に不満がある(「対象」に「個体」以外の要素を含めていることなど)が、そのような批判的な精神で本書を読み進めたことにより、かえって『論考』の理解を深められたように思う。
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