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現代語訳 般若心経 ちくま新書

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商品レビュー
3.8
61件のお客様レビュー
般若心経って、知ってるけど出だししか知らないな…と思って手に取った本。仏教についても知ってるようで知らない。日本人にも馴染み深く、多くの人や文化に影響を与えた宗教。そして宗教なのに宗教色の薄い感じ?が仏教らしさでもあることが分かる。高校時代にやたら四字熟語あるなと思っていた般若心...
般若心経って、知ってるけど出だししか知らないな…と思って手に取った本。仏教についても知ってるようで知らない。日本人にも馴染み深く、多くの人や文化に影響を与えた宗教。そして宗教なのに宗教色の薄い感じ?が仏教らしさでもあることが分かる。高校時代にやたら四字熟語あるなと思っていた般若心経。あぁ、そんなことが書いてあったのかということと、仏教のスタイルについて「ほぇ〜!」って思える書籍。面白かった。
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現代語訳 般若心経 著:玄侑 宗久 ちくま新書 615 般若心経を東洋的な智慧ととらえる本書。西洋合理主義に対して、東洋的な叡智というものがあり、般若心経がその代表的な1つであるということを示す書でした。 西洋の知は、人を幸せにしない。いわゆる、合理的な知。 それが証拠にソク...
現代語訳 般若心経 著:玄侑 宗久 ちくま新書 615 般若心経を東洋的な智慧ととらえる本書。西洋合理主義に対して、東洋的な叡智というものがあり、般若心経がその代表的な1つであるということを示す書でした。 西洋の知は、人を幸せにしない。いわゆる、合理的な知。 それが証拠にソクラテスは、理知では届かない「無知の知」を自覚していたにもかかわらず、それを体現する手立てを見出せなかった。70歳で死刑宣告を受け毒を仰いで死んだ。 一方に釈尊とよぶゴータマ・シッタルダーは、大いに悩んだ末に大いなる、目覚めを得た。そしてブッダと呼ばれた。 ソクラテスがロゴスによって到れなかった生命、しあわせの実感に、ブッダは瞑想という方法にたどりつくのである。 理知によらない体験的な知、それを釈尊は、般若と読んだ。 般若心経が難しいのは、人間の理知を超える体験をしようというところにある。 荘子は、「吾、我を喪う」とあり、老子も、道(タオ)と表現し、荘子は、混沌と読んだ。 この知を、理知的な知と誤解することを怖れた、鳩摩羅什や玄奘三蔵は、原語のまま、般若と音写した。 般若波羅蜜多とは、智慧の完成と訳されるが、それは知的に理解できることではない。 悟りの境地も、阿耨多羅三藐三菩提というが、これも音写のままだ。 真理というものは、だれかに向けられた聖者の言葉にやどるものであって、万人向けの一般的な真実ではない。 結集:ブッダの言葉が失われないように経典にまとめられて、アジア全域にひろがっていくが、このとき、言葉には表現できない、膨大な何かが失われた。 般若波羅蜜多とは、呪文でもあり、これを唱えることで、能除一切苦、一切の苦を除くことができるのです。 目次 はじめに 1 「般若心経」(大本)の訳 2 「般若心経」(小本)の訳 3 「般若心経」(小本)の書き下し 般若心経全文 般若心経のよみ方 絵心経 解題 あとがき 図版クレジット一覧 ISBN:9784480063199 出版社:筑摩書房 判型:新書 ページ数:224ページ 定価:780円(本体) 2006年09月10日第1刷発行 2022年03月10日第22刷発行
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苦しみとは何か、苦しみを生み出す原因は何か、苦しみから解放されるにはどうすれば良いか、これらが本書では非常に合理的に説明されていた。 理知を用いて合理的に考え抜かれた末の結論が、理知を捨てることだということが、とても印象的だった。 私自身、まだ理知(概念)から解放される涅槃には全...
苦しみとは何か、苦しみを生み出す原因は何か、苦しみから解放されるにはどうすれば良いか、これらが本書では非常に合理的に説明されていた。 理知を用いて合理的に考え抜かれた末の結論が、理知を捨てることだということが、とても印象的だった。 私自身、まだ理知(概念)から解放される涅槃には全く至っていないが、概念というものに支配されている”自分”を認識することができた点が、この本から得られた大きな学びだった。
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