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名探偵はもういない 講談社ノベルス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2006/04/06 |
JAN | 9784061824812 |
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名探偵はもういない
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商品レビュー
2.8
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
内容(「BOOK」データベースより) もうすぐ小学4年生の敬二少年は 義兄の木岬研吾と共にドライブ旅行に出かけるが、 雪崩に道路をふさがれ近くのペンションに泊まることに。 その雪の山荘で起きる連続怪死事件の謎を 「名探偵」が解き明かす、本格推理の決定版。 真相への手がかりはすべて提示される「読者への挑戦状」付き。 あなたは犯人に到達できるか。 ++++++ 序盤で「もしかしてピカレスク?」とわくわくして、 さらに雪山で山荘でクローズドだったので期待しましたが、 なかなかしっくり来ない話でした。 主役?と思しき少年(犯罪者側にあこがれている)が 最初になかなかの推理を披露してたから活躍するのかと思いきや 事件が起きたらほんとうにただの小3の男の子だったのが期待はずれ・・・ 結構普通の事件な割りにキャラクターだけは濃いからバランスも悪い。 シリーズの3作目!とかだったら驚いたと思いますが。
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「ある事情があって、ここに登場人物の名を列記することができません。読者のみなさんが、この作品を読みながら、表を完成させてください」という文言か書かれている。 結果として登場人物を列記しない理由はあるのだが、私はそれを見て、人のすり替え、同一人物等の読者を騙すトリックがあるのかと期待して読んでいてそういったことはなく期待を外された感じ。 カバー裏にある「あれから、あれまで、利用して」というのを期待して読んだが何を意味しているのかわからなかった。
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ちょっとしたパロディ的な新本格かなって思って読んだのだけど、案外奥が深くておもしろかった。 幾つかのどんでん返しは、こっちのちょっとした錯覚(こういったタイプの本を比較的読んでいる人に特有かもしれないけれど)を半ば利用したもので、作者が本来狙っているところよりもちょっとだけ...
ちょっとしたパロディ的な新本格かなって思って読んだのだけど、案外奥が深くておもしろかった。 幾つかのどんでん返しは、こっちのちょっとした錯覚(こういったタイプの本を比較的読んでいる人に特有かもしれないけれど)を半ば利用したもので、作者が本来狙っているところよりもちょっとだけ早く気がついてしまう(それもわざとかもしれないけれど)。だが、そんなどんでん返しは別にたいしたことではない(結構おもしろいんですが)。 問題はこれが実に切ない恋愛物語であるということ。 殺人事件にまつわるなどが少しずつ解けていく、というよりも、その日にあったことが少しずつ見えてくる過程で、何か切ないものが胸にこみ上げてくる。 おそらく作者のねらいはそこにあったと思うし、それは大成功であったと思う。気持ちよく読めたミステリだけど、もうひとつのどんでん返しを心で望みながら、むなしく最後のページをめくった。 2006/5/22
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