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文庫版 陰摩羅鬼の瑕 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2006/09/14 |
JAN | 9784062754996 |
- 書籍
- 文庫
文庫版 陰摩羅鬼の瑕
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商品レビュー
3.8
175件のお客様レビュー
シリーズ通して読んで…
シリーズ通して読んできた人には、冒頭で結末が読めてしまう。裏切ってくれと思いながら、あの厚さを読むのは拷問に近かった。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
横溝正史の『本陣殺人事件』へのオマージュを感じさせる世界観の本作。実際にキャラクターとして横溝正史が登場するシーンがあったりと、ファンとしては楽しい作品だった。 元伯爵・由良昂允が抱えた「瑕」。それは、「鳥の城」という特殊な環境で育ったことによる世界認識のズレだ。夥しい数の鳥の剥製。万巻の書と黒い巨大な鶴。これらが由良昂允とっての世界だったのだ。 「真相などというものは幾つも幾つもあるんですよ。謎を解明するというのは、要するに幾つもある真相の中から一番都合の良いものを選び取るということなんです。」 本作は、百鬼夜行シリーズの他の作品と比べて派手な事件が起こるわけではないが、より純粋な哲学的問いを巡って展開するストーリーと結末は、独特の読後感をもたらすものだった。また、林羅山とハイデガーを並列して論じてみせる京極夏彦の筆力は流石だなと感じた。
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またひとつ常識が崩された 我々は、無意識なままに嘘を享受して、その頽落的日常に埋没して生きている 知らないことは無闇に語ろうとするのではなく、大変ながらそれについて考え抜くことが大切なのだ 京極堂の語りのスタイルの根源が見えたような気がした
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