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「超」MBA式ロジカル問題解決
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「超」MBA式ロジカル問題解決

津田久資(著者)

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「超」MBA式ロジカル問題解決

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所/
発売年月日 2003/11/19
JAN 9784569628134

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商品レビュー

4

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2023/12/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

なぜ自分は仕事ができないのだろう、なぜいつもミスばかりするのだろう、なぜ嫁はいつも怒っているのだろう。 答えの見えない「なぜ」に押しつぶされそうな日々が10年近く前にありました。 ・・・ 40過ぎの転職直後のダメなオッサンを指導したのは、30代そこそこのデキメンメンターでしたが、その時「オヤジさん、ミーシーで考えてください」としょっちゅう注意されていました。 でこれが、Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveのことで、よく「漏れなくダブりなく」と言われるものです。どうやらマッキンゼーかどこかのコンサルの手法とのことだそう。 ・・・ で、MECEって何に使うかというと、何かの可能性を総ざらいする際につかうことが多いと思います。例えばある製品が売れない理由、例えば海外進出先を決めるとき、など。 こうしたときに、人は大体ひとっとびに決定しがちです。「プロモーションが圧倒的にすくない」「進出先はインドで決まり」とか。これが失敗のもと。 でもそういう時に、売れない理由を樹形図で左から右へ「有り得る」理由・シナリオを書き連ねると、実はそこに発見があったりするものです。 このようにして、漏れを論理的に防ぎ、盲目的な決断を防ぐもの、これがMECEではないでしょうか。 ・・・ かような問題解決は、練習すれば結構役に立ちそうです。間違った選択の可能性をかなり減じてくれそうです。 ただ、しいて問題点を言えば、現場では使っている(練習している)余裕はないかなーと。私もそうですが、皆、特定のタスクをこなすのが日々の生活でありましょう。あるイシューを解決する、原因を分析するなんていうのはコンサルだったり、特定のプロジェクトに参加している人以外、あまりチャンスがないのでは。だから訓練する機会を確保するのがちょっと難しいかな、と。 その点でいうと、この技術を具現化するフィクショナルストーリーは、読者に「なるほどこうやって使うのか」と実感させる好例になります。本書では電鉄会社の経営企画部的な部署での若者とデキメンマネージャーが取り上げられていました。ちょっとレア、ですよね。。。古いから仕方ないかなあ。 ・・・ ということでMECEの本でした。 でも、実はMECEでAmazonで検索してもあんまり出てこないのです。その点ではこの津田氏の書籍ですが、数少ないMECEで引っかかった本です。内容的にも知っておいて損はないと思います。 ひょっとしたら最近はもっと効率的な問題解決フレームワークがあるのでしょうか? あったら使ってみたいですねえ。「どうすれば私の老後の不安は和らぐのか」みたいな笑? ひとっとびに答えを出すならば「定年まで馬車馬のように働き金をためろ」ですかね。MECE出来ていませんね・・・。

Posted by ブクログ

2023/07/09

印象に残ったところメモ。 - 論理性を上げるためには文を短く書き、接続詞でつなげるようにする - プレゼンの→はなにを意味しているのかを明確にすべき

Posted by ブクログ

2016/01/30

「ロジカルに考えるとはどういうことか」をシンプルかつ明確に示している。単なるスキル本ではなく、ロジカルシンキングが必要となるマインドについても語っている。働く上での軸としていきたい本。 最後のケーススタディも読み応えがある。 私は気軽にスラスラとは読めず、最初は忍耐が必要だった...

「ロジカルに考えるとはどういうことか」をシンプルかつ明確に示している。単なるスキル本ではなく、ロジカルシンキングが必要となるマインドについても語っている。働く上での軸としていきたい本。 最後のケーススタディも読み応えがある。 私は気軽にスラスラとは読めず、最初は忍耐が必要だった。内容は素晴らしいが、読んだ内容がパッと頭に入ってこない文章であることが残念。もう少しわかりやすく読みやすい文章だったならば、どれだけ良かったことか。 文章の読みづらさを差し引いても、今後も定期的に読み直して体得していきたい内容が詰まっている良作だった。

Posted by ブクログ

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