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まぼろし綺譚 ふしぎ文学館
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まぼろし綺譚 ふしぎ文学館

今日泊亜蘭(著者)

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まぼろし綺譚 ふしぎ文学館

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商品詳細

内容紹介 内容:夜走曲. くすり指. 死を蒔く男. 東京湾地下街. 見張りは終わった. 確率空中戦. みどりの星. 御国の四方を. 河太郎帰化. 瀧川鐘音無. 新版黄鳥墳. 玉手箱のなかみ. 解説 日下三蔵著
販売会社/発売会社 出版芸術社
発売年月日 2003/07/28
JAN 9784882932369

まぼろし綺譚

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商品レビュー

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2014/05/18

いささかノスタルジックな感慨をもって本書を借りた。今日泊亜蘭の名は目にしたことがあり、たぶん何かしらの作品も読んだことがあったように思う。いつのころだったのだろう。小中学生の頃にSFを読むふけっていたどこかでの出来事であるのは間違いない。 さて、本書。テイストも様々な短編集である...

いささかノスタルジックな感慨をもって本書を借りた。今日泊亜蘭の名は目にしたことがあり、たぶん何かしらの作品も読んだことがあったように思う。いつのころだったのだろう。小中学生の頃にSFを読むふけっていたどこかでの出来事であるのは間違いない。 さて、本書。テイストも様々な短編集である。探偵物っぽいものから、純粋なSF物、そして幻想譚。どれもこれもが本当に面白い。かつてのSFがおしなべてそうであったことを思い出させるかのように、社会風刺と憂国や感傷をベースにした変幻自在の物語世界である。特に「河太郎帰化」「瀧川鐘音無」は思わぬ拾い物。その滑稽、幽玄な世界観はしばし時の流れを忘れさせてくれた。今となってはその文体がちょっと読みにくかったけれど、それでも作品の面白さは圧倒的であった。 かつてSFは、そして小説は、こういった視点で書かれていた。そしてかつて僕は、こういったものを求めて本を読んでいた。 しばし感慨にふけった。

Posted by ブクログ

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