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夜明けのロボット(下) ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1994/06/23 |
| JAN | 9784150110642 |
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夜明けのロボット(下)
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
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地球人とオーロラ人で宇宙開拓がどう違うのか謎 同じ世界を単純にもう一個作るか長い時間をかけてその場所に少しずつ慣らしていくかの違い? あとなんでロボット殺しと宇宙開拓の話が同じ場での議論になってるのかもわからなかった なんか妻子いるのに女性といい感じになるストーリー、完全に男性の夢みたいな話でエーって感じ 相手の女性とはもう二度と会わないし、後釜の結婚して大事にしてくれそうな別の男性もいるし、本人は悩める女性を救ったって気持ち良く帰れるし エー われはロボットの心を読めるロボットの話、相手の気持ちを都合のいいように変えてしまう機能はなかったよね ジスカルドがすごいのか
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アイザック・アシモフの1983年の作品。「鋼鉄都市」「はだかの太陽」に続く、アシモフのロボット長編シリーズの3作目で、「はだかの太陽」から26年後に刊行された。 アシモフは、1982年に30年ぶりとなる銀河帝国興亡史の4作目「ファウンデーションの彼方へ」を刊行。その中で、ファウンデーションの世界ではロボットではなくコンピュータ化された機械が使用されている理由を説明するため、本作でロボットシリーズとファウンデーションシリーズをつなぐという位置付けを明確にしている。 ストーリーは、人間の殺人ではなく、ヒューマンフォームロボット「R・ジャンダー・パネル」の機能停止=ロボットの「死」を巡る謎を描いている。容疑者は、「鋼鉄都市」でも登場したファストルフ博士。スペーサー・ワールドで最も強大な国家、オーロラの実力者であるファストルフの危機に、地球からイライジャ・ベイリが呼び出される。 登場人物には、「はだかの太陽」にも登場したグレディアや、ファストルフの娘ヴァジリア博士、反地球派のリーダーアマディロ、執事ロボットのジスカルドがいる。物語は、惑星オーロラ特有の流儀に従い、議長の調停を通じて解決が図られる。議長の前でベイリはアマディロが犯人であると告発。アマディロは、ファストルフ博士しか知らないヒューマンフォームロボットの秘密を知るため、グレディアが不在のタイミングを作り出し、「R・ジャンダー・パニール」とコンタクトを取ることで情報を引き出そうとしていた。しかし、その過程で偶発的にジャンダーを破壊してしまったのだ。 この告発と引き換えに、地球人が宇宙に進出することをアマディロに認めさせる展開となる。ここで終わりかと思わせてさらに一ひねりが加えられる。真相は、ヒューマンフォームではない旧来型のロボット、ジスカルドに隠されていた。ジスカルドは、かつてキャルビン博士に破壊されたロボットと同様、人の心を読む能力を持つ読心ロボットであり、さらに心をある程度コントロールする力を備えていた。 ジスカルドは、地球人こそが宇宙に進出すべきだと考えており、アマディロがジャンダーから情報を引き出すのを防ぎ、さらに地球人であるベイリをオーロラに呼び寄せるきっかけを作るためにジャンダーを破壊していた。物語全体を通して、ジスカルドは巧みに人の心を操作し、この結論に導いていたのだ。ジスカルドはまた、心理歴史学の必要性を説き、ファストルフ博士にその概念を影響を与えていた。この心理歴史学は、後のハリ・セルダンによって確立されるものであり、ここでロボットシリーズとファウンデーションシリーズがつながることになる。 ジスカルドが読心ロボットであり、物語をコントロールしていたという設定はSFならではだが、ミステリの真相としてはアンフェアに感じられる部分もある。ただし、読心ロボットに関する伏線はしっかりと張られており、ジスカルドが黒幕だと明かされるラストは驚きを与える。一方で、性に関する描写やグレディアの夫婦関係に関する要素は作品全体において不要に感じられ、読者に薦めづらい部分でもある。 ミステリとしての完成度は「鋼鉄都市」に及ばず、SFとしての深みや雰囲気も「はだかの太陽」に劣る印象だが、アシモフの一連の作品における重要な位置付けを持つ作品であることは間違いない。★3で。
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「いやいやミスタ・ベイリ。なぜそんなことにそれほどこたわるのです?はるか未来のことをですよ。そのうちに解答が見つかるでしょう。われわれがさらに進歩し、観察によってなにが問題になるかがわかれば」 そして人間が進歩しないうちに手に負えなくなったことが問題としてようやく吹き出してきたの...
「いやいやミスタ・ベイリ。なぜそんなことにそれほどこたわるのです?はるか未来のことをですよ。そのうちに解答が見つかるでしょう。われわれがさらに進歩し、観察によってなにが問題になるかがわかれば」 そして人間が進歩しないうちに手に負えなくなったことが問題としてようやく吹き出してきたのが現在なのかな。 「ボーイ」と呼んでいたジスカルドとも友情が芽生えた。 「ベイリはその手を握った。指はかたく、つめたかった。『さようなら――フレンド・ジスカルド』 ジスカルドは言った。『さようなら、フレンド・イライジャ。これだけは憶え…』
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