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夜明けのロボット(下) の商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2023/06/04

「いやいやミスタ・ベイリ。なぜそんなことにそれほどこたわるのです?はるか未来のことをですよ。そのうちに解答が見つかるでしょう。われわれがさらに進歩し、観察によってなにが問題になるかがわかれば」 そして人間が進歩しないうちに手に負えなくなったことが問題としてようやく吹き出してきたの...

「いやいやミスタ・ベイリ。なぜそんなことにそれほどこたわるのです?はるか未来のことをですよ。そのうちに解答が見つかるでしょう。われわれがさらに進歩し、観察によってなにが問題になるかがわかれば」 そして人間が進歩しないうちに手に負えなくなったことが問題としてようやく吹き出してきたのが現在なのかな。 「ボーイ」と呼んでいたジスカルドとも友情が芽生えた。 「ベイリはその手を握った。指はかたく、つめたかった。『さようなら――フレンド・ジスカルド』 ジスカルドは言った。『さようなら、フレンド・イライジャ。これだけは憶え…』

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2022/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんか知らんけどダニールが狙われてるから逃げろ!のシーンで泣いちゃった 泣くところか? 感想じゃないけどアシモフロボットたちから感じられる純な知性というか…動物が知恵を働かせて遊ぶみたいな、子供の1人遊びみたいな…純然たる知性…みたいなの感じるせいかも アシモフロボット価値しか感じんわ あとグレディアの襲いシーンちょっと良かった ベイリあんた…抱かれとるやないか!!普通に既婚者だけど は?浮気やんけ刑事がよと思ったけどオーロラみたいに地球もおセックスは既婚者でも暗黙の了解でok!みたいな感じなのかもネ と思ってまあ良しとした ジスカルドが大元だったんだね〜確かに最初ベイリの体調不良でジスカルドが来たのビビったわな ダニール脳内のホニャララを見れるのにあんたと思ったけども でも普通に人間の思想いじれるの怖〜とおもたけど結局それも人の為だからイイよ…♡のロボ頭脳 かわいいね あとあのアマディロって人も好きだった ダニールと離れ離れになりたくないよ…涙

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2019/06/22

文句なし。ここまでラストの犯人がわからなかったのは初めて。読者のミスリードを誘うのも上手いし、政治と絡めて書く手法も素晴らしい。ロマンスも絡めていて映画を観てるような錯覚を覚えました。 イライジャがロボットにこだわるところは何故なのか?ダニールとジスガルドの差は何なのか?上巻で引...

文句なし。ここまでラストの犯人がわからなかったのは初めて。読者のミスリードを誘うのも上手いし、政治と絡めて書く手法も素晴らしい。ロマンスも絡めていて映画を観てるような錯覚を覚えました。 イライジャがロボットにこだわるところは何故なのか?ダニールとジスガルドの差は何なのか?上巻で引っかかっていたところがスルスルと解けるのはサスペンスミステリー読書の快楽ですね。

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2019/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

機能停止させたロボットについて、より深く探っていくイライジャ・ベイリ。 反地球主義者であるアマディロ博士を追い詰め、機能停止させた責を負わせた。地球は救われ、銀河を開拓する者として認められた。イライジャは真実に気付き、真相を確認する。 このSFミステリ三部作は、何れも真犯人(実行犯)以外の者が罪を負わされている。その全ては地球が銀河を開拓することに繋がっていく。

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2016/11/27

前同 表紙   6点野中 昇 展開   7点1983年著作 文章   8点 内容 800点 合計 821点

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2016/07/31

上巻を読み終わって飛びつくように下巻へ。一気に読んだ。 上巻の段階で、ダニールの存在意義がいまいち薄いなあと思っていたのだけど、物語の後半はなんだかダニールが鍵を握りそうではないか。そのあたりからはもう没頭状態。 謎の提示の仕方も魅力的。ただ、解決編がちょっとだけ消化不良かな...

上巻を読み終わって飛びつくように下巻へ。一気に読んだ。 上巻の段階で、ダニールの存在意義がいまいち薄いなあと思っていたのだけど、物語の後半はなんだかダニールが鍵を握りそうではないか。そのあたりからはもう没頭状態。 謎の提示の仕方も魅力的。ただ、解決編がちょっとだけ消化不良かな。うーん、もちろん悪くはないんだけど、もうちょっと「うわ!鮮やか!」ってな結論だと、不朽の名作になったのになあ、と。

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2014/04/21

途中、ちょっと長く感じたところもあったけど、感動した。壮大なパズルが作られていくのを見ているようで。

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2011/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今まで読んだアシモフ作品の中で一番ファンタジックな話だった。 読者が一番気になっているところをうやむやにして事件が解決したため、まさかそんな終わり方しないだろと思ったが杞憂だった。すべての心配事、伏線が回収された。まさに驚きの真相。 これだけアクションが少ない小説にも関わらず息を飲むような展開が続いて読むスピードが落ちることはなかった。 文字通りの「壁」と”ロボット”の壁 人々が成長していくためには一人ひとりが苦しんで切磋琢磨していかなければならない。オーロラやソラリアにはそれがない。地球が夜明けを迎えるのは時間の問題だ。

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2011/01/07

ロボットの機能停止事件の調査よりは地球と惑星オーロラの違いといったSF的側面が面白くて読み進んだが、真相が解明されるとホワイダニットとしてもなかなかだった。ベイリがなぜ地球から呼ばれたか、また何かを閃いても思い出せないことが続いたわけなども最後にきっちり説明されている。 アシモフ...

ロボットの機能停止事件の調査よりは地球と惑星オーロラの違いといったSF的側面が面白くて読み進んだが、真相が解明されるとホワイダニットとしてもなかなかだった。ベイリがなぜ地球から呼ばれたか、また何かを閃いても思い出せないことが続いたわけなども最後にきっちり説明されている。 アシモフはやっぱりロマンチストだなと思った作品だった。 なお、『ロボットと帝国』にもこのシリーズキャラの何人かが登場するようなので読んでみたい。

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2010/08/30

世界党の指導者でアルファスト博士の失脚を狙うアマディロ博士との面会。面会後待たされるベイリ、ダニール、ジスカルド。細工された自動車。狙いはダニール。ロボットの追跡。評議会議長との会談。アマディロ博士の失言。ジスカルドの語る真実。グラディアとの別れ。  20101年8月30日読了

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