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女たちの遠い夏 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1994/06/25 |
JAN | 9784480028730 |
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女たちの遠い夏
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商品レビュー
3
7件のお客様レビュー
娘を亡くした母の心情…
娘を亡くした母の心情がちがうエピソードで語られる。目立たぬ傑作。
文庫OFF
純文学的作品。確かに日本の情緒が感じられて海外でうける作品だろうなと思った。 母になっても母親じゃなく女として生きる女は毒親が多いな。娘が見ているのを分かっていながらのあの猫の描写は残酷。連続殺人はなんの話かと思ってたが想起させる文だったのね。
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『遠い山なみの光』の改名後の邦題で一度読んだ本。戦後まもなくの長崎を舞台に語り手の悦子が不思議な母娘である佐知子・真理子との接点で語られる。悦子がその後、英国へ渡り、長女景子を自死で喪い、次女ニキに見守られる中で過去を思い出す形で話が進んでいく。悦子・佐知子の会話が中心となり、真...
『遠い山なみの光』の改名後の邦題で一度読んだ本。戦後まもなくの長崎を舞台に語り手の悦子が不思議な母娘である佐知子・真理子との接点で語られる。悦子がその後、英国へ渡り、長女景子を自死で喪い、次女ニキに見守られる中で過去を思い出す形で話が進んでいく。悦子・佐知子の会話が中心となり、真理子の未来を暗示しているようなエピソードが、悦子自身の人生と重ね合わされる。佐知子が長崎を離れるに際して、子猫を水死させる場面が淡々と描かれている。著者が日本語をほとんど話せなくなっている英国人であるが、時空を超えた不思議に静謐な世界を描いているように感じる。それは能面を描いたこの本の表紙のイメージそのものである。
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