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ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件 ハヤカワ・ミステリワールド
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2001/04/30 |
JAN | 9784152083449 |
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ミステリ・オペラ
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昭和13年満州。演出助手の善知鳥良一らは、奉納オペラ『魔笛』の撮影のため“宿命城”へ向かった。その道程で一行は、密室殺人等奇怪な事件に遭遇する。50年後の平成元年、東京。萩原桐子の夫祐介は、ビル屋上から投身。目撃者によると空中浮遊していたという。桐子は亡き夫を求めて平行世界に傾倒...
昭和13年満州。演出助手の善知鳥良一らは、奉納オペラ『魔笛』の撮影のため“宿命城”へ向かった。その道程で一行は、密室殺人等奇怪な事件に遭遇する。50年後の平成元年、東京。萩原桐子の夫祐介は、ビル屋上から投身。目撃者によると空中浮遊していたという。桐子は亡き夫を求めて平行世界に傾倒し、「宿命城殺人事件」という名の探偵小説に没入していく… 密室、見立て殺人、ダイイング•メッセージ、暗号、列車消失、人間空中浮遊、首無し死体etc探偵小説のガジェットがこれでもかとてんこ盛り。 昭和初期の満州と平成元年の日本を舞台に、これらの謎が時空を超えて交錯し、現実と幻想が入り混じる。上下段組で680ページ(2000枚)の大作だが、時空が入り乱れる複雑なプロットで、視点もたびたび入れ替わるのでリーダビリティは高くない。最後まで波に乗れないまま終わってしまった。数多くの謎(幻想)が提示されるが、淡々と解決されるのでカタルシスは得られず。•••が実は•••だったという真相には、もっと伏線が張られて然るべき。終盤、○○と△△△が目まぐるしく入れ替わる展開には目が点になってしまったけど… 《以下引用》 この世の中には異常なもの、奇形的なものに仮託することでしか、その真実を語ることができない、そんなものがあるのではないか。君などは探偵小説を取るに足りぬ絵空事だと非難するが、まあ、確かに子供っぽいところがあるのは認めざるをえないが、それにしても、この世には探偵小説でしか語れない真実というものがあるのも、また事実なんだぜ 週刊文春ミステリーベスト10 3位 このミステリーがすごい! 3位 本格ミステリ・ベスト10 1位 日本推理作家協会賞受賞(2002年) 本格ミステリ大賞受賞(2002年)
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や、やっと読み終わった…。 どうにも、入り込めなかったなあ。謎があるのかないのか…読み終えても、だから何?という感想だった。作中でくどいほどに出てきた、探偵小説でしか語れないこともある、ということで、満州や南京でかつて日本がこんなに酷いことをした、と告発したいんだろうか?
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大作だが、複雑かつ特殊な舞台設定の把握をしつつ 膨大なボリュームのテキストを読み込んでいく 労力に見合ったカタルシスや読感が得られるかというと 時間と労力に見合っていないと言わざるをえない。
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