- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-03-03
エトロフ発緊急電 新潮文庫
定価 ¥1,089
330円 定価より759円(69%)おトク
獲得ポイント3P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
| 発売年月日 | 1994/01/27 |
| JAN | 9784101223124 |
- 書籍
- 文庫
エトロフ発緊急電
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
エトロフ発緊急電
¥330
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
4
73件のお客様レビュー
プロローグ 時は、1941年冬 鈍色の空が低く垂れ込み、海は重たい鉄板のようにうねっている 流氷の破片が軋む音が島全体のうめき声のように響く 遠く、霧の向こうでカモメが嘶く その鳴き声は、希望ではなく恐らく警告か!? コントラストの強い影と光が交錯しこの島は今日も 黙ってそこ...
プロローグ 時は、1941年冬 鈍色の空が低く垂れ込み、海は重たい鉄板のようにうねっている 流氷の破片が軋む音が島全体のうめき声のように響く 遠く、霧の向こうでカモメが嘶く その鳴き声は、希望ではなく恐らく警告か!? コントラストの強い影と光が交錯しこの島は今日も 黙ってそこにいる そう、その島とは択捉島に他ならない!!! 今、不穏な物語が始まろうとしている、、、 本書 『エトロフ発緊急電』1989年刊行圧巻の★5 おびさんの本棚から おびさんのレビューでビビビッときた!!! 最初の頁を捲る はしがき〜プロローグで物語は始まるがその時点で ノックアウトだ 740頁にも及ぶ濃密且つ総重量も相当だが どの章も面白過ぎて箸休めや息継ぎが出来ない 良い意味でアップアップしながら物語は終結へと 一気に向かっていく 本作は、真珠湾攻撃が主ではない そこに至るまでの過程や駆け引きが主だ また、日本が犯した数々の罪も赤裸々に描いている そして、各国の思惑や思想は前提にあるものの 最終的にそこにあるものは、個だ! 人間が決してあがらう事が出来ない、血や本能、 そして愛という感情の前には誰もが平伏すのである 作中に何度も登場する“アメイジング・グレイス”に なぞらえた、魂の歌、人間讃歌に他ならない 日本冒険小説協会大賞 日本推理作家協会賞 そして山本周五郎賞の納得の3冠である!!! エピローグ 荒れた岬の先、朽ちかけた監視塔が一本、空に向かって突き刺さる 錆びた鉄骨は赤黒く、過去の緊張と血の気配を今も孕んでいるかのようだ 足元の苔は濃く、湿った土と混じり合い、踏みしめるたびに鈍い音を立てる ここでは一歩一歩が、生きている証明であり、同時に島への挑戦でもある ただ、冷たい風と荒波、そして重苦しい静寂で、訪れる者の覚悟を試す この島で邂逅した登場人物たちは、何を思い 何を護って生きてきたのか そして、何を糧に生きていくのか その答えは、我々読者に委ねられているのかもしれない 完
Posted by 
1990年第8回 日本冒険小説協会大賞 1990年第43回 日本推理作家協会賞(長編部門)1990年第3回 山本周五郎賞 『ベルリン飛行指令』 『ストックホルムの密使』 と共に佐々木譲の戦争三部作の1作 そして、今日は真珠湾攻撃のその日。 本書冒頭の「はしがき」にも 〈194...
1990年第8回 日本冒険小説協会大賞 1990年第43回 日本推理作家協会賞(長編部門)1990年第3回 山本周五郎賞 『ベルリン飛行指令』 『ストックホルムの密使』 と共に佐々木譲の戦争三部作の1作 そして、今日は真珠湾攻撃のその日。 本書冒頭の「はしがき」にも 〈1941年12月7日、オアフ島真珠湾の米国海軍太平洋艦隊基地が奇襲された〉 と始まり、歴史上の重大な瞬間へと読者を引き込んでいきます。 ストーリーの基軸は、真珠湾攻撃の情報がアメリカ側の日系人スパイによって事前に察知されていたのか、そして第二次世界大戦中の諜報活動とはどのように行われていたのか、という点にあります。 読み進めるうちに、私は自分が「北方」を何も知らなかったことに驚きます。千島列島には、クリル人と呼ばれたアイヌ民族が生活しており、隣国ロシアとの混血も存在していた。酷寒の自然と厳しい環境の中で営まれる暮らしがあったのです。 そして当時の日本は、他国との開戦以前から、この地に対し厳しい支配と侵略を強いていたのだと、改めて思い知ります。 第二次世界大戦下のインテリジェンス小説として読めるのでは、と期待していました。けれど実際に描かれていたのは、訓練されたスパイの鮮やかな諜報戦というより、日本を恨み、複雑な出生を背負った男の力ずくの潜入劇。エトロフを目指すその道のりには、荒々しさと生々しい人間味が濃く漂っています。 私の中にあるスパイ像の柳広司『ジョーカー・ゲーム』のような知略に満ちた冷静さ――とはかなり異なったアプローチでした。 真珠湾へ向かう艦隊が、単冠湾にひそかに集結していた――その情報を送る緊急電。この場面は歴史のリアリティを感じさせるものの、カバーに描かれた繊細な空母の姿とは裏腹に、「この物語の軸はどこにあるのか?」と、後半になるほど揺らぎが生じてしまい、大作でありながら掴みきれない印象が残ります。 とはいえ、開戦前の日本の緊張感や 北方の地元民の様子等、読みどころは この長編の中に幾つもあります。 私がもっとインテリジェンスの奥行きを読むつもりだったんですね、きっと。
Posted by 
最初読んだのいつだったっけ。全く憶えていない。 結局今年読んだ本の中でこれが一番面白かった。 P608、海霧の中から連合艦隊が現れるところは印象的。 実際見たかった。
Posted by 
