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エトロフ発緊急電 新潮文庫
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エトロフ発緊急電 新潮文庫

佐々木譲(著者)

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エトロフ発緊急電 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1994/01/27
JAN 9784101223124

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エトロフ発緊急電

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商品レビュー

4

72件のお客様レビュー

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2025/12/08

1990年第8回 日本冒険小説協会大賞 1990年第43回 日本推理作家協会賞(長編部門)1990年第3回 山本周五郎賞 『ベルリン飛行指令』 『ストックホルムの密使』 と共に佐々木譲の戦争三部作の1作 そして、今日は真珠湾攻撃のその日。 本書冒頭の「はしがき」にも 〈194...

1990年第8回 日本冒険小説協会大賞 1990年第43回 日本推理作家協会賞(長編部門)1990年第3回 山本周五郎賞 『ベルリン飛行指令』 『ストックホルムの密使』 と共に佐々木譲の戦争三部作の1作 そして、今日は真珠湾攻撃のその日。 本書冒頭の「はしがき」にも 〈1941年12月7日、オアフ島真珠湾の米国海軍太平洋艦隊基地が奇襲された〉 と始まり、歴史上の重大な瞬間へと読者を引き込んでいきます。 ストーリーの基軸は、真珠湾攻撃の情報がアメリカ側の日系人スパイによって事前に察知されていたのか、そして第二次世界大戦中の諜報活動とはどのように行われていたのか、という点にあります。 読み進めるうちに、私は自分が「北方」を何も知らなかったことに驚きます。千島列島には、クリル人と呼ばれたアイヌ民族が生活しており、隣国ロシアとの混血も存在していた。酷寒の自然と厳しい環境の中で営まれる暮らしがあったのです。 そして当時の日本は、他国との開戦以前から、この地に対し厳しい支配と侵略を強いていたのだと、改めて思い知ります。 第二次世界大戦下のインテリジェンス小説として読めるのでは、と期待していました。けれど実際に描かれていたのは、訓練されたスパイの鮮やかな諜報戦というより、日本を恨み、複雑な出生を背負った男の力ずくの潜入劇。エトロフを目指すその道のりには、荒々しさと生々しい人間味が濃く漂っています。 私の中にあるスパイ像の柳広司『ジョーカー・ゲーム』のような知略に満ちた冷静さ――とはかなり異なったアプローチでした。 真珠湾へ向かう艦隊が、単冠湾にひそかに集結していた――その情報を送る緊急電。この場面は歴史のリアリティを感じさせるものの、カバーに描かれた繊細な空母の姿とは裏腹に、「この物語の軸はどこにあるのか?」と、後半になるほど揺らぎが生じてしまい、大作でありながら掴みきれない印象が残ります。 とはいえ、開戦前の日本の緊張感や 北方の地元民の様子等、読みどころは この長編の中に幾つもあります。 私がもっとインテリジェンスの奥行きを読むつもりだったんですね、きっと。

Posted by ブクログ

2025/12/03

最初読んだのいつだったっけ。全く憶えていない。 結局今年読んだ本の中でこれが一番面白かった。 P608、海霧の中から連合艦隊が現れるところは印象的。 実際見たかった。

Posted by ブクログ

2025/07/28

太平洋戦争目前のスパイ戦と択捉島単冠湾が 舞台。歴史的事実に、もしこんな物語があったら というドキドキしながら入り込める作品。

Posted by ブクログ