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反復 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1993/07/16 |
JAN | 9784003363515 |
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反復
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商品レビュー
4.5
10件のお客様レビュー
実存哲学の創始者キル…
実存哲学の創始者キルケゴールの恋愛心理小説です。しかし、単なる恋愛心理小説ではありません。表題の『反復』という概念は、後の彼の主作『死にいたる病』の重要なキーワードとなります。本書を読まれた方は、『誘惑者の日記』と『死にいたる病』にチャレンジしてみてください。
文庫OFF
キルケゴールの著作は難解だが、時々読みたくなる。本文だけで理解するのは困難で訳注が多くて助かった。思うにこの本の題名、「反復」でよいのだろうか。訳注では「再生」ともよばれるとあり、罪のゆるしというキリスト教の問題から言っても、こちらのほうが適切な気がする。明らかにキルケゴールの婚...
キルケゴールの著作は難解だが、時々読みたくなる。本文だけで理解するのは困難で訳注が多くて助かった。思うにこの本の題名、「反復」でよいのだろうか。訳注では「再生」ともよばれるとあり、罪のゆるしというキリスト教の問題から言っても、こちらのほうが適切な気がする。明らかにキルケゴールの婚約破棄がモチーフになっているはずだが、何かを回避している感じ。
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恋愛小説の形態をとった哲学書 といってもキルケゴール自身の個人的経験が色濃く反映された内容なので、純粋なフィクションとも言えない キルケゴールの悲恋についてはよく知られているが、詳しいことはよくわからない この著書も、書籍出版という形をとった、かつての恋人レギーネにあてた書簡と見...
恋愛小説の形態をとった哲学書 といってもキルケゴール自身の個人的経験が色濃く反映された内容なので、純粋なフィクションとも言えない キルケゴールの悲恋についてはよく知られているが、詳しいことはよくわからない この著書も、書籍出版という形をとった、かつての恋人レギーネにあてた書簡と見ることもできる 巻末の解説は、理解の助けになる キルケゴールにとっての「反復」とは、罪によって失われた原状を回復するという意味を持っていたらしい それは「反復しえないものの反復」であり、キリスト教における「奇跡」「死からの復活」のようなものである キルケゴールの詩人としての面がよく出ている著書である
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