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中島敦全集(3) ちくま文庫
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中島敦全集(3) ちくま文庫

中島敦【著】

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商品詳細

内容紹介 内容:弟子.李陵.名人伝.章魚木の下で. 遺稿 北方行.プウルの傍で.無題.セトナ皇子(仮題) 妖氛録. 雑纂.断片. 中島敦年譜:p445~459
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1993/05/25
JAN 9784480027535

中島敦全集(3)

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商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2018/11/05

生誕100年だそうである。「独特の香気」が確かにある。古代中国に題材をとった小説は有名だが「北方行」のような近代的、うじうじっぽい小説も面白い。

Posted by ブクログ

2018/05/13

青空文庫にて「プウルの傍で」のみ読了。中島敦はこれまで「文字禍」とか中国ものしか読んでいなかったので、青春の甘酸っぱさを帯びた私小説のような本作は意外すぎて、些か面食らいながらも「ああこういうのも書けるのね」とどうにか納得して読み終えた感じ。

Posted by ブクログ

2011/03/26

「名人伝」 意識に於いて捉えている内はそれを極めたことにはならぬ、寓話として面白い。 「北方行」 役所での手続きなど事務的な作業を厭う実際的な能力を欠いた三造に見る己の姿に苦笑。 「プウルの傍で」 青年へと移り変わりつつある少年の日の姿を描く自伝的短編、同輩に対する...

「名人伝」 意識に於いて捉えている内はそれを極めたことにはならぬ、寓話として面白い。 「北方行」 役所での手続きなど事務的な作業を厭う実際的な能力を欠いた三造に見る己の姿に苦笑。 「プウルの傍で」 青年へと移り変わりつつある少年の日の姿を描く自伝的短編、同輩に対する見栄と自尊心、親への未だ独立に到らざる反抗、体内より湧き出でる衝動的力動、性愛への憧憬と臆病、力へと疎外されながらも肉体的に非力な男としての屈辱、少年期を過ぎた全ての「男」が辿ってきた姿である。 「無題」 戦前の女学校教師という或る意味で中間的な階層にある者たちの、自己の――知的社会的双方の意味での――位置付けに対する屈折した意識が興味深い。それにしても、当時の教職者は、衒学的であろうとする意味でも、相応のインテリだ。

Posted by ブクログ

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