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孤島 筑摩叢書350
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1991/02/25 |
JAN | 9784480013507 |
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孤島
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たとえば、 生まれた海岸はちがっていても、おなじように太陽の光りを愛し、肉体のすばらしさを愛する人間がやってきて、とても真似のできない言葉で、つぎのようにいってくれなくてはならなかった。 ~この世界の外見は、なるほど美しい。 だが、それらはやがて消え去るべきものだ。 だから、いま...
たとえば、 生まれた海岸はちがっていても、おなじように太陽の光りを愛し、肉体のすばらしさを愛する人間がやってきて、とても真似のできない言葉で、つぎのようにいってくれなくてはならなかった。 ~この世界の外見は、なるほど美しい。 だが、それらはやがて消え去るべきものだ。 だから、いまのうちに、ひたむきにそれらを愛さなくてはならない、と。~ 孤島(筑摩叢書)ジャン・グルニエ 序文:アルベール・カミュ ずっと若いころ、自分を見失い道に迷って途方に暮れていたころに、横浜伊勢佐木町の有隣堂本店でふと手にした本がこれで、カミュが序文として寄せているある一節に、ずっと先のほうで一筋の光りが射し込んでくるような、「啓示」感というのかそんな感覚にとらわれて思わず購入した一冊。著者の本文はどちらかというとそっちのけで、カミュのこの序文を繰り返し、いまだに読んでいます。
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カミュの師として知られる哲学者の散文、めいているけれど、八つの散文の主題は「島」に置かれ、「島」は孤立の場所であり、孤立の人間であり、述べる「私」は架空の人物だと記される。勿論「私」はいつだって「私」であって「私」ではないので、私の輪郭すら曖昧にしながら読んでいることができるのは...
カミュの師として知られる哲学者の散文、めいているけれど、八つの散文の主題は「島」に置かれ、「島」は孤立の場所であり、孤立の人間であり、述べる「私」は架空の人物だと記される。勿論「私」はいつだって「私」であって「私」ではないので、私の輪郭すら曖昧にしながら読んでいることができるのは、新しい形式の小説を読むときの心地よさに似ている。 私が持っているのは古本市で買った竹内書店版なので、検索かけたら著作のほとんどがノーイメージでびっくり。かなり日本人好みな人だと思うんだけど。
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カミュの先生の語る言葉。 「われわれは、自分が生まれたと思っていた国に、かならずしも生まれていたのではないかもしれない。」
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