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悪童日記 ハヤカワ・ノヴェルズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
| 発売年月日 | 1991/01/15 |
| JAN | 9784152077042 |
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悪童日記
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悪童日記
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商品レビュー
4.3
125件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
以前『メロディアスライブラリー』でも取り上げられてた本。こんかい、たまたま読むことになった時、どこかで紹介されてたよね…と検索したら、上がってきた。 正直、タイトルからはもっとカラッとした、例えばロアルドダールあたりの雰囲気を想像してたけど、さにあらず。 舞台は第二次世界大戦下のハンガリーらしい。 ドイツの侵攻をうけ、やがてソ連赤軍が巻き返し、終戦へ…。こないだ読んだ『同志少女…』と同時代なんだけど、なんだろ、この雰囲気は⁈ この数年見てきたヨーロッパ映画にこんな雰囲気のものあったかもしれない。 こんな予想もつかない結末を含めて。
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久しぶりに、ページをめくる手が止まらない感覚になりました。やさしいテーマなんかではなく、第二次世界大戦中の東欧という生きづらい時代を描いた小説のはずなのに、主人公「ぼくら」の日々の営みから目が離せませんでした。 構成は、「ぼくら」の日記形式で全六十二章から成っていて、どの章も長...
久しぶりに、ページをめくる手が止まらない感覚になりました。やさしいテーマなんかではなく、第二次世界大戦中の東欧という生きづらい時代を描いた小説のはずなのに、主人公「ぼくら」の日々の営みから目が離せませんでした。 構成は、「ぼくら」の日記形式で全六十二章から成っていて、どの章も長くて四ページほどしかありません。文体も、「作文の内容は真実でなければならない」という決め事のもとで書かれているため、とても簡潔です。感情表現や、受け手によって意味が変わる漠然とした表現を使わず、あるがままを語っているのがこの作品の魅力です。 訳者あとがきで堀茂樹さんが、「戯曲のト書きにも似ている」と解説していました。ト書きは、誰が、どこで、どう動くかを淡々と説明するもので、嘘がありません。 そして、書かれていないからと言って感情がない訳ではなくて。「ぼくら」の行動からはちゃんと伝わってきます。「おばあちゃんの林檎」の終わりで「ぼくら」がおばあちゃんに向けていた眼差しが、胸に焼きついて離れません。 作者のアゴタ・クリストフは、まるでト書きのような飾り気のない言葉で一つひとつのエピソードを書きながら、それ以上何の説明もいらない人間の深みを描いてしまったのだと感じました。 本棚に残しておきたい作品です。
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高校生のころ、ラジオ番組から『悪童日記』の朗読 が流れてきて、その後 高校の図書館で書籍を見つけ 没頭するようにして読みました。高校生だった私は、歴史を何にも知らなかったので、この作品を『物語』として読みました。 再読すると、当時と同じようにのめり込んでしまうのですが、今は、アゴ...
高校生のころ、ラジオ番組から『悪童日記』の朗読 が流れてきて、その後 高校の図書館で書籍を見つけ 没頭するようにして読みました。高校生だった私は、歴史を何にも知らなかったので、この作品を『物語』として読みました。 再読すると、当時と同じようにのめり込んでしまうのですが、今は、アゴタ・クリストフさんの『文盲』を読んだこともあり、歴史的背景を当時よりは知っていることもあるのでしょう、物語から受ける衝撃も違ったものになりました。 自分が子を育てる親となったこともあるのでしょう。 戦争により、アイデンティティを狂わせなくては生きていかれない子供たちについて、考えます。
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