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悪童日記 ハヤカワ・ノヴェルズ
定価 ¥1,709
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
| 発売年月日 | 1991/01/15 |
| JAN | 9784152077042 |
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悪童日記
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悪童日記
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商品レビュー
4.3
123件のお客様レビュー
高校生のころ、ラジオ番組から『悪童日記』の朗読 が流れてきて、その後 高校の図書館で書籍を見つけ 没頭するようにして読みました。高校生だった私は、歴史を何にも知らなかったので、この作品を『物語』として読みました。 再読すると、当時と同じようにのめり込んでしまうのですが、今は、アゴ...
高校生のころ、ラジオ番組から『悪童日記』の朗読 が流れてきて、その後 高校の図書館で書籍を見つけ 没頭するようにして読みました。高校生だった私は、歴史を何にも知らなかったので、この作品を『物語』として読みました。 再読すると、当時と同じようにのめり込んでしまうのですが、今は、アゴタ・クリストフさんの『文盲』を読んだこともあり、歴史的背景を当時よりは知っていることもあるのでしょう、物語から受ける衝撃も違ったものになりました。 自分が子を育てる親となったこともあるのでしょう。 戦争により、アイデンティティを狂わせなくては生きていかれない子供たちについて、考えます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
かなり以前に読んだのだが、友人とこの本のことが話題になり再読。 多少は世界史の知識が付いた分、より理解ができた。 特定は避けられているが、舞台は第二次世界大戦中のオーストリア=ハンガリー帝国。 都会から疎開のために祖母の家で暮らすことになった双子が、生き延びるために痛みや感情までも、克服というか棄ててしまう。 彼らは恐ろしいほど残忍に見えるが、彼ら双子の周りの大人たちも残忍だ。 感情表現を一切排した、淡々とした描写がより戦争や人生の不条理さを浮かび上がらせる。 初回読んだ時と同様に、彼らの隣家に住む「兎っ子」と呼ばれる少女が痛々しい。同性だからだろうか。本当は目も見えるし、耳も聞こえるのに、見えない聞こえない振戻をした母親と暮らす彼女は、誰からも構われず疎まれ、犬との性行為くらいしか慰みがない。最後はソ連兵を自ら招き入れ、死ぬまで強姦される。それも喜んで。 初回は、衝撃的過ぎて続編を読まなかったが、今回は三部作読もうと思う。
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もし戦争を経験することになったら、私は生き抜くためにどこまで今の自分が持つ倫理観や恐れを捨てられるのだろうか。信仰がない私は死後の世界を想像できないので、息子や娘にとにかく生き抜いて欲しいと願うけれど、この双子のような賢さを身につけて欲しいと思うだろうか。 「戦争を始めるのはいつ...
もし戦争を経験することになったら、私は生き抜くためにどこまで今の自分が持つ倫理観や恐れを捨てられるのだろうか。信仰がない私は死後の世界を想像できないので、息子や娘にとにかく生き抜いて欲しいと願うけれど、この双子のような賢さを身につけて欲しいと思うだろうか。 「戦争を始めるのはいつだって男」っていう描写があって、前に読んだ「青ひげ」にも全く同じことが書かれていた。女が強姦される流れも当たり前のこととして記されていた。男たちよ、マジでやめてくれと言いたくなったが、女にも軍国主義的な考えを持つ人がいるから、男だけに限定できるわけではないけれど。 とにかく権力や暴力が人を支配してしまうと、人はどこまででも残虐になれる。そうするしか生きる道がないからとも考えられる。それで得られるものってなんだよ。 戦争だけはやめてくれ。
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