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CIA桂離宮作戦 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 1990/08/15 |
JAN | 9784195691465 |
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CIA桂離宮作戦
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカ側の言っていることを信頼する、話に乗るというのは当時の日本政府にとって至極当たり前の対応だったと思う。この作品では、その信頼を逆手にとったアメリカ側が日本側をハメようとしていたことがどんでん返しの肝となっている。そして、その事実を知った日本側ではアメリカ側を盲信せず、ソ連(当時)とも手を結ばない「日本」軸での判断の必要性が語られる。 現在、徳間書店の「トクマの特選!」で多島作品が「先進性」という軸で再評価されようとしている。東西冷戦の真っ只中だった当時、この手の話は「ソ連の計画は事実で、日本とアメリカのエージェントが協力して潰したから現実にならなかった」という筋立てで書く作家さんが多かったと思う。しかし、多島はそうしなかった。それどころか、上記のどんでん返しを物語に組み込んでみせた。 『クリスマス黙示録』のマライ・メントラインさんによる解説を読むことで得られた視点から再読すると、この着想も多島の先見の明を示すものだと感じた。なので、この作品は復刊されれば「多島斗志之裏ベスト」の要になりうると思う。
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前半でメインプロットが終わってしまい、ちょっと緊張感が続かなかったが、ラストのどんでん返しの切れ味は素晴らしかった!さすが。
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