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夏目漱石全集(9) ちくま文庫
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夏目漱石全集(9) ちくま文庫

夏目漱石【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1988/06/01
JAN 9784480021694

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商品レビュー

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2010/05/28

漱石、未完の大作であ…

漱石、未完の大作である明暗が収録されています。人間とは何か、真剣に考えさせられる1冊です。

文庫OFF

2010/05/28

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夏目漱石を語るには全部をよんでからじゃなきゃ!

文庫OFF

2020/02/11

夏目漱石の遺作としても知られる長篇。世間では傑作と評価されていて、その理由もなんとなくわかったが、個人的にはどうにも評価しづらい。登場人物は全員いけ好かない(とくに小林)し、どうも会話も冗長すぎる気がするし、なによりも本作は完結していない。それでも各場面にいろいろと見るべき点はあ...

夏目漱石の遺作としても知られる長篇。世間では傑作と評価されていて、その理由もなんとなくわかったが、個人的にはどうにも評価しづらい。登場人物は全員いけ好かない(とくに小林)し、どうも会話も冗長すぎる気がするし、なによりも本作は完結していない。それでも各場面にいろいろと見るべき点はあるのだが、悲しいかなわたしはそれを的確に表現する力を持たない。また、本作を読み終えての感想よりも、本作をもって漱石の全小説を読み終えたことに対する感慨のほうが大きかった。ところで本作は未完ということで古今東西さまざまな論者がその結末を予想し、また水村美苗が勝手に構想した続篇も存在するのだが、作品の冒瀆までとは思わないにせよ、未完ゆえの価値というものもあると思うので、ちょっと無粋な試みだと思う。

Posted by ブクログ

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