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人間性の心理学 モチベーションとパーソナリティ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 産業能率大学出版部 |
発売年月日 | 1987/03/20 |
JAN | 9784382049246 |
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人間性の心理学
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
マズローの五段階欲求で有名なA.H.マズローの主著 随分と前から日本社会ではビジネスマンを中心に人間の行動を五段階欲求モデルに当てはめようとする傾向があるので、当のモデルについて正しく理解しようと本著を手に取りました。 マズローのモデルを記載します。 該当の欲求が満たされると...
マズローの五段階欲求で有名なA.H.マズローの主著 随分と前から日本社会ではビジネスマンを中心に人間の行動を五段階欲求モデルに当てはめようとする傾向があるので、当のモデルについて正しく理解しようと本著を手に取りました。 マズローのモデルを記載します。 該当の欲求が満たされると数字が少ない方から数字の大きい方の欲求に移行するという理論になります。 (1)生理的欲求 (2)安全の欲求 (3)所属と愛の欲求 (4)承認の欲求 (5)自己実現の欲求 それぞれの欲求について読んでみて分かったこと ・生理的欲求は主に食欲の話。しかも飢えなどの極限状態における食欲である。勝手に謂わゆる三大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)のことかと思っていたが、どうやら違ったよう。睡眠と性欲という単語も出てきますが、ほとんど取り上げられていない。 ・安全の欲求は健康など身体的なものだけではなく、精神的なものも含まれる。精神的なものとは、自身の生活のリズムの秩序や社会の秩序。また親に否定されると、この欲求が害されるとのこと。 ・承認の欲求は大きく二分される。 1.世の中に対する自信や独立や自由に対する願望 2.他者からの評価や尊敬に対する願望 面白いのが、承認欲求の否定を大きく打ち出すとともにベストセラーになった「嫌われる勇気」では上記の2.の願望を否定して1.の願望を肯定するという、マズローの承認欲求では1つの同じ欲求として包括させている2つの願望を対立させているというところ。 他の2つの欲求は言葉通りでした。 ◼️読んでみて承認欲求について思うこと SNS上に自撮り写真をアップすると「承認欲求強すぎ!!」と批判が殺到するという事態を多く見かける。 マズロー的には「所属と愛の欲求」が満たされると自然と「承認の欲求」に移行し、「承認の欲求」が満たされないと「自己実現の欲求」に移行しない。つまり承認欲求は人間にとって本質的なものなので、過剰に否定するのはよろしくないのでは?と思ってしまう。 (そもそも、そんな悪いことしていないのに責められているのは可哀想、、) また自撮り写真のアップが本当は「安全の欲求」を満たすための行為だとしたら、どうだろう。 親から否定されて自分の存在を肯定できない人間が、安心できる世界を構築するために他者に肯定してもらおうとして自撮りをアップしているとしたら「承認欲求強すぎ!」という批判はかなり危険なものだと感じる。 彼ら彼女らは、もっと手前で躓いているのではないだろうか。
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欲求五段階説で有名なマズローの著。原著に当たると、単に欲求がヒエラルキーになっているのではなく、相互に影響し合うこと、例外があることも言及されている。何よりも、人生を主体的に生きること、未知を受け入れ楽しむことで、最大の幸福を得られることができる、という励みをもらった。また読み返...
欲求五段階説で有名なマズローの著。原著に当たると、単に欲求がヒエラルキーになっているのではなく、相互に影響し合うこと、例外があることも言及されている。何よりも、人生を主体的に生きること、未知を受け入れ楽しむことで、最大の幸福を得られることができる、という励みをもらった。また読み返したい一冊
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100ページくらい読んだところで一時撤退した。術語が難しくて、文章が長いためなかなか読み進められない。 しかし、多分野で流通している欲求理論ピラミッドとは違い、動機づけの強調が見られる。簡略された図ではなく本書を読むことをおすすめする。 もう少し余裕があるときに心理学辞典をお供に...
100ページくらい読んだところで一時撤退した。術語が難しくて、文章が長いためなかなか読み進められない。 しかし、多分野で流通している欲求理論ピラミッドとは違い、動機づけの強調が見られる。簡略された図ではなく本書を読むことをおすすめする。 もう少し余裕があるときに心理学辞典をお供にして続きを読みたい。
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