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脳に効く!カフェイン&アルコール
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脳に効く!カフェイン&アルコール

スティーヴンブラウン(著者), 山下篤子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三田出版会/
発売年月日 1997/06/10
JAN 9784895831871

脳に効く!カフェイン&アルコール

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2017/04/28

エタノール分子は小さく電荷を帯びているため水に溶ける。油にも溶けるため、細胞膜を通過し体中に回る。 エタノール分子が体の分子と結びつくことで、様々な症状がおきる。 酵母菌の嫌気性代謝機構によって生じる。およそ12%程度で発酵が止まり酵母菌は休止する。それ以上の濃度にするには蒸留...

エタノール分子は小さく電荷を帯びているため水に溶ける。油にも溶けるため、細胞膜を通過し体中に回る。 エタノール分子が体の分子と結びつくことで、様々な症状がおきる。 酵母菌の嫌気性代謝機構によって生じる。およそ12%程度で発酵が止まり酵母菌は休止する。それ以上の濃度にするには蒸留が必要。加熱すると水よりエタノール分子のほうが早く蒸発する。 人間も嫌気性発酵を行うが、そのとき出るのはエタノールではなく乳酸=無酸素運動 アルコールの焼けつく感じは高温の刺激を感受する受容体を刺激するから。カプサイシンと同じ。 冷えていれば刺激は少ない。冷えたビールやオンザロックを好む理由。蒸気は刺激が多い=ブランデーグラス エタノール分子は小さいので胃でも吸収される。 アルコールデヒドロゲナーゼでアセトアルデヒトに分解される。脱水素酵素 アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼで酢酸に分解される。 ある程度の食事をすると胃の幽門(出口)が閉じるため、アルコールも胃に留められて小腸で急速に吸収されない。 吸収されるとすべて肝臓にいく。アルコールデヒドロゲナーゼで分解。エタノール15mlを1時間で分解できる。ビール300CC程度。 アジア人の半分は、アセトアルデヒド脱水素酵素が不活性。 アルコールは興奮剤、抑制剤両方に働くドラッグ。 アルコールは脳細胞やニューロンを破壊しない。 アルコールはグルタミン酸受容体を阻害し、学習能力を損なわせる。ほんの少量でも飲むと新しいことを学習できなくなる。 アルコールは鎮静作用がある。不安から逃れられ、多幸感を生み出す。 コカイン、ヘロイン、アンフェタミンは快楽中枢を刺激する。 アルコールは神経伝達物質に影響をおよぼす。ドーパミンとエンドルフィン(アヘンも同じ)。 飲み始めの気分の高揚はドーパミンの放出による。 アルコールは、グルタミン酸受容体とGABA受容体も刺激して抑制効果も生じる。 フレンチパラドックス=心疾患が少ない。しかし危険も大きいのですすめるほどではない。 寝酒=GABA受容体を刺激して脳の回路の一部を抑制する。 耐性ができる。レム睡眠を妨げる=手続き記憶を妨げる。作業の習得ができなくなる。目がさめるのでノンレム睡眠も妨げられる。 胎児だけでなく受精卵のときも影響する。 抗利尿ホルモンを阻害し、利尿が促進される。水分をとると二日酔いは緩和される。胃のむかつきは、アルコールに反応した胃酸分泌過多。炭水化物を食べる。 酒の種類による酔い方の違い=コンジナーと呼ばれる化合物の問題。ウォッカが一番純粋なアルコール。コンジナーが少ない。 飲酒の習慣がある人のうち10人に一人がアルコール依存症。 脳のセロトニン値が低いとアルコール依存症になりやすい。エンドルフィン系の欠陥がある場合もある。アルコール依存症は遺伝子よりも習慣の問題。 カフェインは茶とコーヒーに含まれる。コーラはコカインをやめてカフェインを入れている。 コーラ一本=紅茶一杯=コーヒー半杯。 カフェインもアルコールも水にも油にも溶ける。容易に体に行き渡る。 コーヒーは心地よくなる飲み物と同時に興奮薬。 カフェインを大量にとっても障害はあまり出ない。 カフェインの効果はコーヒー1~4杯まで。それ以上飲んでも効果は出ない。 カフェインは胎児にも影響する。 コーヒーは半エロティックな飲み物。性欲を消すと言われていた。 ドーピング剤にもなる可能性。 脂肪から脂肪酸を遊離させる役割がある。 利尿作用と下剤でもある。 ヘミングウェイはサンジュームを飲んで執筆。執筆中は酒豪でも酒を飲まない。

Posted by ブクログ

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