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1945年のクリスマス 日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝
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1945年のクリスマス 日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝

ベアテ・シロタゴードン(著者), 平岡磨紀子

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1945年のクリスマス 日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 柏書房
発売年月日 1995/10/20
JAN 9784760110773

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1945年のクリスマス

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4

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2024/12/09

平和の礎となるのは女性の力であり幸せな家庭

本書は、第二次世界大戦終結後間もなく、GHQ民政局の民間人要員として米国から来日し、日本国憲法GHQ草案起草の人権小委員会のメンバーとして人権条項の作成に携わる中で、特に男女平等や女性の権利の成文化に向けて心血を注ぐとともに、米国帰国後も日米の文化交流や日本・アジアの文化芸術の振...

本書は、第二次世界大戦終結後間もなく、GHQ民政局の民間人要員として米国から来日し、日本国憲法GHQ草案起草の人権小委員会のメンバーとして人権条項の作成に携わる中で、特に男女平等や女性の権利の成文化に向けて心血を注ぐとともに、米国帰国後も日米の文化交流や日本・アジアの文化芸術の振興発展に尽力したべアテ・シロタ・ゴードン氏の生涯を、本人が吹き込んだテープをもとに、現存する文書資料や当事者・関係者からのインタビュー証言などと照合し裏付けをとりながら、テレビドキュメンタリーのプロデュ-サーである平岡磨紀子氏が自叙伝の形で書き起こした労作である。本書の中で大変興味深く、読み応えがあるのは、やはり日本国憲法のGHQ草案の作成過程と本案化に向けたGHQ側と日本政府側との議論を辿った第5章である。この章での個別の記述をどのように解釈し、受け止めるかは読者によって異なるかも知れないが、こと人権条項に関しては、迫害されてきたユダヤ人であり、一市民として軍国主義時代の10年間の日本在住経験を持つベアテさんの平和を切望する願い、そしてその礎となるのは女性の力であり幸せな家庭であるとする見方や考え方なしでは実現しなかったであろう。彼女が高い理想を掲げた日本国憲法に賞賛を惜しまず、女性の権利の獲得のために闘い続けることの重要性と必要性を説く所以である。

fugyogyo

2019/02/22

太平洋戦争後に制定された日本国憲法の草案は、GHQによって作られた。その草案作成に関わった米国人女性の自伝。 少女時代を日本で過ごしたことから日本語に堪能であった彼女は、その語学の才をかわれGHQの職員として人権についての条項を任される。特に女性の権利を確立しようと奮闘した。当時...

太平洋戦争後に制定された日本国憲法の草案は、GHQによって作られた。その草案作成に関わった米国人女性の自伝。 少女時代を日本で過ごしたことから日本語に堪能であった彼女は、その語学の才をかわれGHQの職員として人権についての条項を任される。特に女性の権利を確立しようと奮闘した。当時、戦勝国の米国でさえ「男女平等」ではなかったが、制定された日本国憲法は先進国の最先端をいくものになった。 今、米国に押し付けられた憲法だとして改憲の声も上がっているが、あの時GHQの草案がなければ、いったいどんな憲法になっていただろう。 GHQ後は、米国で日本やアジアの文化を紹介していく仕事で活躍される。 米国と日本の両方の心を持つ彼女だからこそ、人種や性別を超えて平等を求め、異文化を尊重するのだろう。 サブタイトルに「日本国憲法を書いた女性の自伝」とあるが、「働く女性」の自伝と言った方が正しいだろう。

Posted by ブクログ

2018/12/16

「ミライの授業」で紹介されていたつながりで図書館で借りて読了。 日本国憲法の先進的な人権条項の背後に隠された真実が描かれている。女性ならではの視点から短期間でかきあげた努力に感銘を受けたが、一方、素人同然の著者が起草したことに抵抗を感じる人も出るのだろうな、とも感じた。

Posted by ブクログ