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収容所から来た遺書 文春文庫
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収容所から来た遺書 文春文庫

辺見じゅん【著】

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収容所から来た遺書 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1992/06/10
JAN 9784167342036

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収容所から来た遺書

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商品レビュー

4.5

142件のお客様レビュー

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2010/05/28

ソビエトの強制収容所…

ソビエトの強制収容所の日本人達の「ダモイ(帰国)」にかけた想い。希望の歌は俳句だった。希望があれば強く生きられる。涙がですぎて、本当によめなくなったノンフィクション。

文庫OFF

2026/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

歴史の教科書には僅か数行でしか書かれないこの強制収容所を今まで何も知らずに生きていたことに胸の痛みを感じた。 終戦後ソ連で捕虜となった満州国の男たちが北の大地で海を越えた日本への帰国を信じてただただ只管に生きる様は緩慢にも見えたが、その実の過酷さを裏に日本をよすがとして郷里への思いを山本氏を中心として広がるアムール句会でそして鮮やかな日本語で俳句や短歌という限られた語に収められた思いに心を打たれた。 凡人、平民と称す山本幡男が常に飄々としたそれでいて心に情熱、パトスを宿す姿で、帰国への諦念の思いに沈む仲間の日本人の心の支えとなりゆく様が描かれ、彼の思いである迫真の遺書や数々の短歌や詩が彼の仲間たちによって遺族へそして未来の日本へと届けられる本作は、平和の到来から100年近く経過し漫然とした今の日本に特別な意味をもたらすように感じた。 彼の綴る言葉には捕虜ながらも日本人としての誇りを失わずそれでいてソ連の大地の美しさに感動し、先祖の偉大なる考えを深く学び知己への感謝を忘れない彼自身の心の豊かさが表れていて自分も違わず彼の思考や生き様に惹かれた。 これから自分には長い人生が続いていてその意義について悩み矮小さを恥じることもあるが、そうして立ち止まったときに思い返してまた読みたくなる本だと感じた。 彼らの書いた句はどれも心に深く響いた。読了後特に何度も読み返してしまうのは、「海鳴り」や「裸木」、そしてこの二句だった。 韃靼の野には咲かざる言の葉の花咲かせけりアムール句会 空前のシベリア句集を編むべきは春の大和に編むべかりけり

Posted by ブクログ

2026/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

収容所からの遺書 シベリア抑留で現場で行われていた出来事をこんな細部まで表せるのがすごいと思いました。難しい言葉遣いに昭和の時代ならではの言い回し、当時の会話を描写するのにも大変苦労されたと思います。 また、この山本幡男の遺書を遺族の元に届けようという周りの仲間愛がすごいと思いました。そして、そうしようと思わせるほど、山本幡男自身も周りの人達を慕っていたことが読んでいて分かりました。 友達におすすめされて読んでみましたがとてもいい作品を読ませてもらいました。

Posted by ブクログ