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10宅論 10種類の日本人が住む10種類の住宅 ちくま文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 1990/03/01 |
JAN | 9784480023827 |
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10宅論
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
本書も楠木建の「戦略読書日記」で紹介されていた。建築系も読んでいるのだとその読書の幅の広さに感心した。 さておき、本書は、「日本で『住宅』という名で呼ばれるものを10種類に分類し」、「今日の日本人が実際にどういう住宅にどんな気持ちで住んでいるかをできる限り正確に記述」されたもので...
本書も楠木建の「戦略読書日記」で紹介されていた。建築系も読んでいるのだとその読書の幅の広さに感心した。 さておき、本書は、「日本で『住宅』という名で呼ばれるものを10種類に分類し」、「今日の日本人が実際にどういう住宅にどんな気持ちで住んでいるかをできる限り正確に記述」されたものである。ただし、「今日において、正確に書くということと、誇張することは同義である。現実への愛情と、現実へのこだわりが、このような誇張を生んだと思って免除してもらいたい。」「この本は、一種のでっちあげであり、いわばフィクションであり、日本の住宅事情とか、住宅をめぐる現実とは一切関係がない。」とぶっちゃけている。小見出しにもあるとおり、本書は分類ゲームなのである。 それにしても、本書は、1986年に当時著者が32歳の時に出版されているものであるが、32歳という年齢で書かれたということにただただ驚かされた。 個人的には、セグメンテーションの参考になるなと思った。普段から、本書にあるようなレベルで抽象と具体を行き来する思考を巡らしておくことが、マーケティングセンスを磨くことになるのではないだろうか。
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「モノの行う象徴作用が場所に深く依存している様相(西洋の象徴作用は場所に関係なく発生するのに対して日本の象徴作用は場所中心的である)を説き明かす」ことが主題、場所の分類基準を「住宅のスタイル」とした上で「住宅スタイルの違いは住む人間の違いを意味し、その人間の価値観の違いを意味し、...
「モノの行う象徴作用が場所に深く依存している様相(西洋の象徴作用は場所に関係なく発生するのに対して日本の象徴作用は場所中心的である)を説き明かす」ことが主題、場所の分類基準を「住宅のスタイル」とした上で「住宅スタイルの違いは住む人間の違いを意味し、その人間の価値観の違いを意味し、かつその場所で繰り広げられる象徴作用の全体を支配する」という前提で論が構成される。近代合理主義批判と日本的な場所システムの提示。
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住宅についての知見も興味もあまりないので、なかなか難しい読み物だった気がする。時間を空けて再読したらすんなりと頭に入る気がする。
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